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【ソフトテニス】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)を図で解説

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//もちおのソフトテニスノート

//2020年5月30日(土) 第136号

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こんにちは。もちおです。

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

今回は、逆クロス展開の戦術についてです。

 

逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

ミドルに打ち込んでからの戦術です。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

ミドルに打ち込むと、相手後衛が(本人から見て)右に動くことになります。

 

相手の動きを見て、前衛はポジションを調整します。

相手の打点と自分のコートのセンターマークを結んだ線上です。

(このポジションの微調整ができない前衛が多い。この技術が、うまい前衛か普通の前衛かを分けると思ってます。)

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

で、ミドルのボールを相手後衛が(本人から見て)右に動き”ながら”打つ場合、打点が遠くなって流し(逆クロス)の方向にボールが飛ぶ確率が高くなります。

 

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

なので、前衛が逆クロスボレー(バックボレー)をしに行きます。

 

っていう戦術です。

 

 

シンプルですが、意図的にこの状況を生み出すのは結構難しいです。

ということで、この戦術で相手をハメるうえで重要なことについて説明します。

 

 

逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)の注意点

ミドルに打ち込む

まず、そもそもミドルに打ち込むのが結構難しいです。

 

もちお
もちお
だって、相手前衛がいますからね。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

この相手前衛にストレートを守る動きをしてもらって、ミドルを空ける必要があるんです。

 

ミドルに打ち込む方法は大きく分けて2つあるかな、と思います。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

1つ目が、甘いボールに対して、前に詰めて高い打点で打ちに行く方法。(王道)

 

相手のボールが甘めなことが前提。

その甘いボールに対して、前に詰めて、高い打点で打ちに行きます。

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

そうすると、たいていの前衛はディフェンスの動き(ストレートを守る動き)をしてくれます。(怖いから)

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

その結果、ミドルが空くので、ミドルに打ち込めるようになります。

 

※相手のボールが深くて、ベースラインよりも後ろから打たなきゃいけない時にミドルを割るのはかなり厳しい。(普通にボレーされて終わる)

※もし相手前衛がストレートを守る動きをしなかったら、ストレートにアタックすれば高確率でポイントを取れます。(わざわざミドル割りなんて悠長なことをしなくてOK)

 

 

2つ目が、相手の動きのクセを利用する方法。(難易度高い)

 

前衛って、無意識のクセがあるんですよね。

例えば、逆クロス展開のラリーの1本目は、とりあえず(なんとなく)ストレートを守る、とか。

 

試合の中盤くらいになると、「あ、こいつ、こういう時はストレートを守る動きをするんだな」ってのがわかってきます。(っていうか、そういうクセを見抜けるように、試合の序盤から相手の動きを一つ一つ見て、記憶して、データを集めていく。)

 

そうやって相手の動きのクセがわかったら、「ここは守るだろうな」っていう場面で思い切ってミドルに打ち込むんです。

 

※相手前衛が守らない可能性もあるので、ボレーされることも想定して、後衛は打ったらすぐにフォローの動きをする。

 

 

以上が、ミドルに打ち込む方法です。

そもそも、狙ってミドルに打ち込むのが結構難しいんですよね。

(逆に、「狙ってないけどミドルを通せた→チャンス→なのに前衛が反応できず逆クロスボレーできず…」っていうのが試合の中で実は結構あって、もったいないことになっている)

 

 

前衛のポジション

次に、前衛のポジション調整について。

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

ミドルに打ち込んだ後の一瞬の間に、ポジション調整をしないといけません。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

このポジション調整を怠ってしまうと、逆クロスボレーに行っても届かない…ってことになりがちです。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

また、元のポジションから一気にダーって走ると、相手後衛に「あ、ポーチに来た」ってバレて、手首でクイっとストレートにかわされる可能性もあります。

 

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

ポジションを調整して、ピタッと静止してから、ポーチに行くのがポイントです。(超難しい)

※実際の試合では、そこまで厳密にポジション調整をしなくても、相手が振り遅れているところに逆クロスボレーをしに行けば、結構うまくいくことが多い。

 

 

ボールの深さ

最後に、ボールの深さについて。

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

ミドルに打ち込んだボールが深ければ、「打点が遠い」&「打点が後ろ」ってことになって、流し(逆クロス)にボールが飛ぶ確率がグッと上がります。

成功しやすくなるんです。

 

 

ただ、ミドルに打ち込んだボールが浅かった場合(サービスライン付近にバウンドした場合)は要注意。

 

【136ページ目:もちおのソフトテニスノート】逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)

短いボールを取る時って、ラケット面が自分の体の方(引っ張りの方向)を向きやすいですよね。

なので、ミドルに打ち込んだボールが浅かった場合、ラケット面がストレート方向に向きやすくなって、ストレートに打つ方が簡単だったりします。

逆クロスポーチが成功しないことがあるので、要注意です。

 

(まあ、ボールの深さまで判断して、逆クロスに行くかストレートを守るかを一瞬で決めるのはむちゃくちゃ難しいと思うので、ミドルに打ち込んだら前衛は逆クロスポーチに行って、後衛はストレートの方に走ってフォローしに行く、ってことにすればいいと思う)

 

 

 

以上、逆クロス展開の戦術(ミドル割りから)についての説明でした。

今日は以上です!ではでは。

 

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