戦略

【ソフトテニス】戦略の考え方(勝つコツ)の基本を解説!

 

ソフトテニスをやっていると(指導していると)、ソフトテニスの戦略の考え方がわからなくて試合中にどうしたらいいかわからなくなる…てこと、ありますよね。

 

そこで本記事では、ソフトテニスの戦略の考え方についての僕の考えを説明します!

※ダブルスでもシングルスでも当てはまるはず(ダブル後衛とかもOK)。

 

※具体的な戦術についてはこちら

ソフトテニス戦術まとめ

 

 

この記事の信頼性

僕(もちお)は、ソフトテニス経験者。

  • 中学校からソフトテニスを始めて、大学では体育会でプレー。
  • 輝かしい実績はないけど、ソフトテニス漬けの学生生活を送った。
  • 全国優勝経験のある人に2年ほど教わった経験あり

僕(もちお)は、ソフトテニス指導歴がそこそこ長い。

  • 母校で外部コーチをして、選手が関東大会に出場。
  • 中学校で顧問になり、1年目でジュニアなしのチームが1年生大会優勝。
  • その後もジュニアなしのチームで各種の大会で入賞。

 

 

【ソフトテニス】戦略の考え方

もちお
もちお
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

(かれをしり おのれをしれば ひゃくせんあやうからず)

っていう言葉(ことわざ)、知っていますか?

「敵についても味方(自分)についても、しっかりと理解しておけば、何度戦っても負けることはないよ」っていう意味です。

これが、ソフトテニスの戦略の考え方です。

 

ここからは2つに分けて説明します。

  • 試合前
  • 試合中

 

 

試合前の戦略の考え方

2019年天皇杯皇后杯=全日本ソフトテニス選手権の画像

試合前の戦略の考え方は、こうです。

  1. ポイントを取りにいくプレー
  2. ポイントを取られないようにするプレー

を、できるだけ多く練習しておく

→ 自分たちができるプレーを理解する(=己を知る)

 

ソフトテニスは、1つのプレーで必ずどちらかにポイントが入るスポーツです。

 

もちお
もちお
ここが、野球やサッカーとは違う部分ですよね。

 

で、必ずどちらかにポイントが入るので、「ポイントを取りにいくプレー」だけでなく、「ポイントを取られないようにするプレー」も大事なんです。

 

というわけで、普段の練習では「①ポイントを取りにいくプレー」と「②ポイントを取られないようにするプレー」の両方を練習します。

 

 

①ポイントを取りにいくプレー

ポイントを取りにいくプレーは、例えばこんな感じ。

 

いろんなパターンを練習して、できるだけ多くの引き出し(手札)を持っておくようにします。

 

ポイントを取りにいくプレーを考える時に重要なのは、「打点によって、打ちやすいコースは変わる」ということです。

体と打点との距離 確率が高いコース 場面
打点が前 引っ張り 浅いボールを前に走りながら取る
打点が後ろ 流し 深いボールを下がりながら取る
打点が体に近い 引っ張り 回り込み
打点が体から遠い 流し フォア側に走らされるバック側に走らされる

※「引っ張り」と「流し」の意味もふくめて、別の記事で解説をしています。

▶️ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】

 

この動画でも説明しています。

 

ナイスコースに打つ

相手が打てるコースをせまくする

打ちにくいコースに打たせてミスをさせたり、
前衛がボレー・スマッシュをしたりする

って感じです。(「2人で1本」)

 

もちお
もちお
例えば、相手を回り込ませて打点が近くなるようにさせて、引っ張りを打ってくるところを前衛がボレーをしにいく、ような得点パターンです。

 

このような、「ポイントを取りにいくプレー」をできるだけ多く身につけるのが、戦略を考える第一歩です。

 

 

②ポイントを取られないようにするプレー

「ポイントを取りにいくプレー」だけだと、相手がナイスボールを打ってくる選手だった場合に負けやすくなります。

なので、「ポイントを取られないようにするプレー」も身につける必要があります。

 

ポイントを取りにいくプレーは、例えばこんな感じ。

 

ざっくり言うと、動かされた後などのシンドイ状況の時に、相手前衛に取られないようにつなげるプレーです。

 

 

自分たちができるプレーを理解する

そして、一番大事なのは、「自分たちができるプレーを理解する」ってことです。

 

もちお
もちお
できないプレー(成功率が低いプレー)を使ってもしょうがないですよね。

 

試合前に、冷静に自分を見つめるんです。

練習して、できるようになったプレー 試合で使う!
練習したけど、できるようにならなかったプレー 試合ではなるべく使わない!
練習していないプレー 試合ではなるべく使わない!

 

このように、自分を見つめて「できるプレー」と「できないプレー」を区別するのが、試合前の戦略の考え方です。

 

もちお
もちお
「できないプレー」をやるのは、”挑戦”じゃなくて”無謀”です。

 

試合前の戦略の考え方

  1. ポイントを取りにいくプレー
  2. ポイントを取られないようにするプレー

を、できるだけ多く練習しておく

→ 自分たちができるプレーを理解する(=己を知る)

 

 

試合中の戦略の考え方

フォアハンドの画像(ソフトテニス)

試合では、「できるプレー」を使って戦っていくわけですが、ソフトテニスは相手があるスポーツなので、相手に合わせて戦略を立てる必要があります。

 

もちお
もちお
シンクロナイズドスイミングやフィギュアスケートのような、自分ができることを100%発揮することが重要なスポーツとは、ちょっと違うんです。

 

試合中の戦略の考え方は、こうです。

①相手のクセを見抜く

→ 前衛がボレーやスマッシュをしにいく

 

②相手の失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作る

 

③自分たちの失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作らないようにする

 

もちお
もちお
5ゲームマッチでも7ゲームマッチでも9ゲームマッチでも、勝てばOKなんです。

別に3-0、4-0、5-0で勝つ必要なんかなくて、ファイナルでも勝てばOK。

なので、5ゲーム・7ゲーム・9ゲームの中で、「この相手なら、こうやって戦えばいいはずだ!」っていう戦略を考えて、戦っていくことにになります。

 

 

①相手のクセを見抜く

試合の中盤くらいになると、相手が打つコースや相手の前衛の動きにクセがあるのがわかってきます。

 

例えば、

  • ロブで走らせたらロブが返ってく
  • やたら正クロスボレーを取りにくる

など。

 

だったら、ロブで走らせた後にスマッシュを追えば良いですよね。

 

正クロスボレーを取りにくるなら、正クロスに打たなきゃいいですよね。

 

このような相手のクセを見抜いて、「できるプレー」を使って意図的に同じ場面を作って、前衛が取りにいきます。

 

 

②相手の失点パターンを見抜く

試合の中盤くらいになると、相手がミスしがちな場面がわかってきます。

 

例えば、

  • 相手はバックハンドで必ずミスをする
  • 相手前衛はバックボレーでミスが多い

など。

 

だったら、相手にバックハンドを使わせれば良いですよね。

相手前衛のバックボレー側を攻めるようなボールを打てば良いですよね。

 

こんな感じで、相手のミスが多い場面を、「できるプレー」を使って作ります。

 

 

③自分たちの失点パターンを見抜く

試合の中盤くらいになると、自分たちがミスしがちな場面がわかってきます。

 

例えば、

  • 正クロスボレーを取りにいってもラケットが届かない
  • 右ストレート展開になると先にラリーをミスしてしまう

など。

 

だったら、正クロスボレーは取りにいかない方が良いですよね。

右ストレート展開ができたら、すぐに正クロスロブを打って展開を変えたりした方が良いですよね。

 

こんな感じで、「できないプレー」を避けるようにします。

 

 

試合中に戦略を考えるのは、むずかしいけど大切

2019年ソフトテニス京都全中を観に行って感じたこと【芝東と昇陽すごい】

試合中の戦略の考え方は、「一つ一つのプレーをデータとして積み重ねて、それらのデータから、効果の高いプレーを発見する」といった感じです。

 

もちお
もちお
正直、むずかしいです。

 

相手は人間なので、予想外のプレーをしてくることだってあります。

 

でも、この考え方はとっても大切。

勝てる選手はテニスコートの上で戦略を立ててプレーしていますし、勝てるチームの監督は、このように戦略を考えてアドバイスをしているようなのです。

 

もちお
もちお
実際、指導者としてペーペーの僕でも、この戦略の考え方を選手に教えて、コーチングしつつ一緒に戦った結果…

“明らかに優勝する実力がなかった選手”(実績なしの選手w)が、地区のトーナメントで優勝

というビックリ展開になりました。

もちお
もちお
自分たちの失点パターンを避けつつ、相手のクセを見抜いて、前衛を抜きまくったり相手のボールをボレーしまくったり…って感じで、格上相手に勝っちゃったんです。

チームの2番手のペアでした。

 

というわけで、「めんどくさいな、自分には無理だ」「よしっ。自分のテニスをしよう」って思わず、この戦略の考え方を使ってみてほしいです。

 

ソフトテニスは相手があるスポーツなので、「自分中心」に戦うのは良くないんですよ。

 

「自分のテニスをしよう」っていうのは、100%正しいわけではないです。

だって、「自分のテニス」が、相手にとって「楽なプレースタイル」だったら…ってことです。

 

もちお
もちお
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

(かれをしり おのれをしれば ひゃくせんあやうからず)

「敵についても味方(自分)についても、しっかりと理解しておけば、何度戦っても負けることはないよ」

です。

己だけじゃダメ。

 

試合中の戦略の考え方

①相手のクセを見抜く

→ 前衛がボレーやスマッシュをしにいく

 

②相手の失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作る

 

③自分たちの失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作らないようにする

 

まとめ

試合前の戦略の考え方

  1. ポイントを取りにいくプレー
  2. ポイントを取られないようにするプレー

を、できるだけ多く練習しておく

→ 自分たちができるプレーを理解する(=己を知る)

練習して、できるようになったプレー 試合で使う!
練習したけど、できるようにならなかったプレー 試合ではなるべく使わない!
練習していないプレー 試合ではなるべく使わない!

 

 

試合中の戦略の考え方

①相手のクセを見抜く

→ 前衛がボレーやスマッシュをしにいく

 

②相手の失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作る

 

③自分たちの失点パターンを見抜く

→ その失点パターンと同じ状況を作らないようにする

 

 

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