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【379ページ目:もちおのソフトテニスノート】駆け引きをしちゃいけない相手がいるっていう話

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//もちおのソフトテニスノート

//2021年1月28日(木) 第379号

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途中までうまくいっていたのに、自滅していく選手っていますよね。

僕もそういう選手を見たことがあって(っていうか僕自身もですが)、試合後に話を聞くと、「相手と駆け引きをしようと思いました」とのこと。

「別にあの相手に対して駆け引きをする必要はなかったんじゃない?」って言っても、選手は「??????」って感じ。駆け引きをしなくてもいい相手もいる、ってことがわかっていないのでした。

 

今回は、駆け引きをする前に考えなきゃいけないことがあるよね、っていう話です。

 

 

選手の4つのレベル

駆け引きをする前に、「相手は4つのレベルのうち、どのレベルの相手なのか?」っていうことを考えなければいけません。

 

【レベル1】

ソフトテニスを始めたばかりのプレーヤー、つまり超初心者の段階では、飛んできたボールにラケットを当てることに必死で、何も考えることができません。この状態がレベル1です。

 

 

【レベル2】

「こういうボールを打とう」と自分のことばかり考えている段階。この状態がレベル2です。

中学校の地区大会レベルでは、ほとんどの選手がレベル2かなーって感じがしています。「練習した技」を出すのに必死で、自分のことしか考えられていない人が多い。

 

 

【レベル3】

自分のことだけでなく、相手がどういうプレーをしてきているか?まで考える段階。これがレベル3です。

レベル3の選手は、相手のプレーに応じて自分のプレーを調整して、自分にとって有利な戦い方(相手にとって嫌な戦い方)を選びます。なので、対戦相手がレベル2であれば、高い確率で勝てます。

 

 

【レベル4】

相手がどういうプレーをしてきているか?だけでなく、さらに「自分のこと・自分のプレーを相手がどう思っているか?」まで考える段階。これがレベル4です。

例えば、「このポジション取りで相手は嫌がっているから、このポジション取りを続けよう」とか、「ロブで振り回す戦術を使っていると思っているだろうから、このあたりでショートボールでも使ってみるか」とかまで考えられる段階のこと。

この段階までいくと、試合の中で種をまいておいて、ここぞの時に相手の裏をかくプレーをしてゲームを制する…といった高度な戦術をとれるようになってきます。

 

 

レベル2までの相手に駆け引きはいらない

レベル2までの相手に対しては、駆け引きをする必要はありません。というのも、相手は自分自身のことしか考えていないから。こちらが何か駆け引きをしようとしたとしても意味なし!むしろ駆け引きをしようとしたことが原因でこっちが崩れてしまうことだってあり得るんです。

駆け引きが必要になるのは、レベル3以上の相手と試合をする時だけ。

 

今日は以上です。じゃ、またねー!

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