「試合で勝ちたい」
「試合で勝つにはどうしたらいいの」
っていう方々に向けて、本記事では、ソフトテニスの試合で勝つ方法について僕が考えていることを書きました!
この記事の信頼性
僕(もちお)は、ソフトテニス経験者。
- 中学校からソフトテニスを始めて、大学では体育会でプレー。
- 輝かしい実績はないけど、ソフトテニス漬けの学生生活を送った。
- 全国優勝経験のある人に2年ほど教わった経験あり
僕(もちお)は、ソフトテニス指導歴がそこそこ長い。
- 母校で外部コーチをして、選手が関東大会に出場。
- 中学校で顧問になり、1年目でジュニアなしのチームが1年生大会優勝。
- その後もジュニアなしのチームで各種の大会で入賞。
タップできる目次
勝てない理由がある
どストレートに言っちゃうと、勝てない選手には、勝てない理由があります。
勝てない理由
- 基礎技術が低い
- 良いボールを打てば勝てると思っている
- ポイントを多く取れば勝てると思っている
基礎技術が低い
まず、そもそも基礎技術が低いパターン。
- フォアハンドの技術
- バックハンドの技術
- ボレーの技術
などの基礎技術で、例えば「2回に1回はミスしちゃう」っていう感じだったら、勝てないですよね。
基礎技術については、日々練習するしかないし、日々練習しているはず!
良いボールを打てば勝てると思っている
次に、良いボールを打てば勝てると思っているパターン。
たしかに良いボールを打てれば勝てる確率は高くなるかもしれませんが、良いボールを打てば勝てるってわけじゃないです。
ソフトテニスは、1つのプレーで必ずどちらかにポイントが入るスポーツです。
ここが、野球やサッカーとは違う部分ですよね。
で、必ずどちらかにポイントが入るので、「ポイントを取りにいくプレー」だけでなく、「ポイントを取られないようにするプレー」も大事なんです。
ここを理解せず、「良いボール」を打とうとしすぎると…ミスが増えて失点が重なって、負けやすくなります。
男子中学生にありがちなパターン。
ポイントを多く取れば勝てると思っている
あと、ポイントを多く取れば勝てると思っているパターン。
ソフトテニスって、相手よりも多くポイントを取れば勝てるってわけではないんです。
例えば、次のような7ゲームマッチの試合。
1ゲーム目 | ペアA ④ー0 ペアB |
---|---|
2ゲーム目 | ペアA 4ー⑥ ペアB |
3ゲーム目 | ペアA 4ー⑥ ペアB |
4ゲーム目 | ペアA ④ー0 ペアB |
5ゲーム目 | ペアA ④ー1 ペアB |
6ゲーム目 | ペアA 5ー⑦ ペアB |
7ゲーム目(ファイナルゲーム) | ペアA 5ー⑦ ペアB |
Aのペアは合計30ポイント。Bのペアは合計27ポイント。
ですが、結果はBのペアの勝ちです。
野球とサッカーとは違うんです。
関連:【ソフトテニス】上手くなる方法(コツ・考え方・技術・戦術)
「試合で勝つ」の意味
試合で勝つにはどうしたらいいか?を説明する前に、「試合で勝つ」の意味の確認です。
試合で勝つ
= 相手より先に3ゲームとる(5ゲームマッチの場合)
相手より先に4ゲームとる(7ゲームマッチの場合)
相手より先に5ゲームとる(9ゲームマッチの場合)
当たり前じゃん…って思うかもしれませんが、この当たり前のことを意識してプレーするかしないかで、結構変わります。
高い技術を持っていても、良いボールを打っても、ポイントを多くとっても、相手より先に3 or 4 or 5ゲーム取らなければ、勝てません。
勝ち方
となると、
「ゲームを取る」ってことが、勝つために必要
↓
「ゲームを取る方法」を考えるべし
ってなります。
ゲームを取る方法
ゲームポイントの時にポイントをとる
※ゲームポイント=あと1点でゲームが取れる時
ゲームを取る方法
ゲームポイントを作る
↓
ゲームポイントの時にポイントを取る
「ゲームを取る」には、まず「ゲームポイントを作る」ことが必要です。
ゲームポイントを作る
具体的には、
- ポイントカウント 3-0
- ポイントカウント 3-1
- ポイントカウント 3-2
- アドバンテージ 自分
の場面を作るっていうことです。
で、勝つコツについて、僕はこう思っています。
勝つコツ
- ポイントカウント 3-0
- ポイントカウント 3-1
を作れるようにすること
つまり、ポイントカウント2-0、2-1でリードしている時に、ポイントを取るってことです。
ポイントカウントが3-0、3-1の時って、「ミスしてもまだ大丈夫」っていう精神的な余裕があるので、リラックスして「いつも通り」のプレーをしやすくなりますよね。
逆に相手からすると、「ミスったらゲームを取られちゃう」っていうプレッシャーがかかるので、緊張して思い通りにプレーできなくなりがち。
実際、男子の強豪校である早稲田大学は、ポイントカウント3-0、3-1を作るのがスゴク上手だなって思ったことがあります。(だから、簡単にゲームが取れる)
「じゃあどうやってポイントカウント3-0、3-1にするの?」って疑問が湧きますよね。
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス戦略・戦術本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
ゲームを取る方法
ゲームポイントを作る
↓
ゲームポイントの時にポイントを取る
ゲームポイントの時にポイントを取る
「ゲームを取る」には、ゲームポイントを作ったうえで、「ゲームポイントの時にポイントを取る」ことが必要です。
ざっくり言うと、ゲームポイントの時にポイントを取るためには、
- 相手のクセを見抜き、
- 相手の失点パターンを見抜いた上で、
- 「できるプレー」の中からポイントできる確率が高そうなプレーを実行する
って感じです。
適当にプレーしてもうまくいくかもしれませんが、成功確率を少しでも上げるために、根拠をもってプレーします。
ファイナルゲームの戦い方も、これと同様になります。
ファイナルゲームまでに集めた情報(相手のクセ・失点パターン)をもとに、「できるプレー」の中からポイントできる確率が高そうなプレーを実行し続ける…って感じです。
7ゲームマッチで最重要なゲームは4ゲーム目
ソフトテニスの練習メニュー等はこちら
ソフトテニスのおすすめの本はこちら
ソフトテニス初心者指導本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス初心者指導本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
ソフトテニス戦略・戦術本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス戦略・戦術本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
YouTubeチャンネル
グッズ