//もちおのソフトテニスノート
//2021年4月17日(土) 第458号
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今日は高校生の試合を見に行ったのですが、その中で
良いコースにボールを打つことで、逆にこっちがしんどくなる
ってこともあるんだなあ(←矛盾しているように思えるけど)…ってことに気づきました。
別にこんなことを考えなくても勝てる人は勝てると思いますが、知らないより知っていた方がマシだし、考えないより考えた方が良いと思うので、よければ読んでください。
左ストレート展開の話
今日見たのは、こんな感じのプレーでした。
左ストレート展開です。
相手後衛がストレートの2本線にナイスボールを打ってきた状況。
このボールを、後衛が回り込んで左ストレートの2本線にカウンターをしたんです。速くて素晴らしいボールでした。
んが。
そのストレートのボールを、相手後衛は正クロスにロブで打ち返したのです。ナイスロブでした。
結局、後衛は走っても追いつくことができず、ノータッチエースになってしまいました。
良いコースにボールを打つことで、逆にこっちがしんどくなる
今回の例のポイントは、相手のストレートのボールを
- 回り込んで
- 速いボールで
- 2本線に打ち返した
ことです。
左ストレート展開でストレートにボールが飛んできた時に、右利きの後衛が回り込むと、自分自身の体はコートの外に追い出される形になってしまいます。
そこから2本線を狙ってボールを打つと、ミドルに返球した場合に比べて、クロスにより角度をつけた返球をされやすくなってしまいます(=クロスロブがエグくなる)。
それなのに速いボールで返球してしまうと、元のポジションに戻る時間を確保するのが難しいので、なおさらしんどくなるわけです。
一見、ナイスボールを打っているように見えて、実は自分で自分の首を絞めてしまったのです。
このように、ソフトテニスでは「攻めているようで実は攻めていない」ということが結構起きます。試合中は必死なので、そういうボールを打ってしまったり、考える余裕がなかったりするのは仕方ないと思います。
でも、試合中にそこまで考えるのが難しいからといって、考えなくてOKというわけではありません(上手くなりたいなら)。
プレーが終わってゆっくりできるタイミングや、試合の後の待機時間や帰宅途中、ベッドに入る前に、「今日の自分のプレーがただの自己満足になっていなかったか?」を考えるようにしたいです。
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