//もちおのソフトテニスノート
//2021年1月6日(水) 第357号
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大学時代にやっていた前衛練習を紹介します。
「女取り」っていう練習です。これも東京女子体育大学のOGコーチが教えてくれた練習。
前衛の女取り
【想定】
ストレート展開でミドルを割った後や、
前衛サーブ後衛レシーブの場面で、後衛がレシーブをミドルに打った後や、
後衛サーブ前衛レシーブの場面で、前衛の逆クロスレシーブを後衛がミドルに返球した後を想定した練習です。
※とはいえ、必ずしもミドルを割った後じゃなくてもOK
【目的】
- ストレートボレーの技術向上
- ボレーの後のチャンスボール処理の技術向上
【やり方】
コート半面でやります。球出しはコートのややミドル寄りから。(これは左ストレートボレーver.)
球出しがストレートにボールを打ちます。
このストレートのボールを、前衛がストップボレー。
そのボレーをフォロー役の人がフォロー。前衛がハイボレーやスマッシュをできるような軌道でフォローします。(たまにはシュートボールでフォローしてもいいけど)
そのフォローのボールを前衛がハイボレーやスマッシュ。
っていう練習です。
【注意点】
①前衛は、3歩のフットワークでボールを取りに行く。
1歩目は進行方向の逆足。ボレーのフットワークについてはこちらの動画で説明をしました。
②前衛は、体の正面でボレーできるように足を動かして縦面でボレーをする。
体の正面でラケットを縦に使うことによって、ストップボレーができるわけです。(体から遠いところで横面でラケットを出すとストップボレーをするのが難しい)
※こういう体の正面で縦面でするボレーのことを「女取り」って呼んでいました。ミドルに横面気味で弾くボレーは「男取り」。また今度書きます。
③前衛は、2バウンド目がコートの外に出るようにボレーをする。
相手後衛がコートのややミドル寄りからボールを打つので、相手後衛にフォローされにくくするために2バウンド目をコートの外に出します。
派手なプレーが好きな男子中学生や男子高校生の中には、相手後衛がコートのややミドル寄りからボールを打っているのに、ラケットを振ってミドルにボレーしたりする人がいます…が、これはアホです。フォローされやすいコースにボレーしてどうするん!っていう。
④前衛は、ボレーをしても走り抜けずにすぐにフォローされた時の準備をする。
よくボレーをしたら走り抜けろって言いますよね。これ、間違ってはいないと思うんですけど、実際には走り抜けてしまうとフォローされた時にしんどくなります。
なので、ボレーをしたらすぐに切り返してフォローされた時の準備をする。(足を止めてボレーするわけではない。走り抜けるつもりでボレーしにいくんだけど実際には走り抜けない、って感じ)
以上です!大学時代、この前衛練習を毎日やっていました。
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