//もちおのソフトテニスノート
//2021年1月23日(土) 第374号
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今回は、僕が中学校の顧問だった時の初心者指導のやり方(テンプレのようなもの)について書こうと思います。
結構ぶっちゃけます。(思ったより長文になったので2回に分けます)
初心者指導のテンプレ
中学校の教員だった頃は、こんな感じで初心者指導をしていました。
①有望な(有望そうな)新人の獲得
中学校では、新入生が入学する直前(2月頃)に部活動体験会みたいなイベントがありました。単なる見学だけではなくて、ソフトテニス部の見学をしに来てくれた小6の生徒に実際にラケットを持たせて軽く体験をしてもらいました。
その様子をチェックして、メモ。基本的には、見学をしに来てくれた全員の名前と特徴をスマホとかにメモするんですけど、”特に”有望そうな人は詳細にメモしていました。
んで、入学したらそれとなくアタック。わざわざアタックをしなくても、見学しに来てくれた人はだいたいソフトテニス部に入ってくれるんですが、ちょっと微妙そうだなと思った場合は必要に応じて口説きます。
②すぐに打たせる
仮入部の生徒もすでに入部した生徒も、「最初は球拾いだ!」ってことでひたすら球拾いをさせるのではなくて、すぐにたくさん打たせていました。僕自身が中1の時に顧問の先生にそうやってもらった(中1もテニスコートに結構入れてもらえたり、先輩に混ざって練習させてもらえたりした)ので、僕もそうしてあげようって思っていました。
③最初は褒めて褒めて褒めまくる
で、練習している中で「すごいな」「うまいな」って思ったら、徹底的に褒めていました。褒めるっていうか、「これ、すごいことなんだよ」って初心者の選手に気づかせるっていう感じでしょうか。「キミ、一生懸命頑張ったら県大会に行けるよ!」って言ったりもしていました(本当にそう思った時だけ)。
というのも、「ソフトテニスって楽しい!」「自分も頑張れば先輩みたいに上手くなるかも!」「入賞できるかも!」って思ってほしいなあと考えていたから。最初の段階では、あんまり”自分のダメなところ”に目を向けさせないように意識していました。”自分のダメなところ”より、”自分の良いところ”に気づかせる。
④なるべく早く成功体験を積ませる
基礎練習ばかりやるのではなく、積極的に試合をやって、「勝てた!」っていう成功体験を早く積ませるようにしていました。練習試合や大会で勝利できたらなお良し。
成功体験があると、「もっと頑張ろう!」って思えるはずだからです。勝てたら楽しいし、勝てなかったらつまらないですよね。「勝てた!」っていう成功体験があることで、努力にブーストがかかると思っています(いずれは「勝てなくても楽しい」っていう境地に到達するわけですが…それは2年生の後半くらいからかなって思っています)
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