裏Step(ソフトテニス競技者育成”裏”プログラム)というオンラインチームを運営しているのですが、
その中の内容が全くわからないのもあれだと思うので、
裏Step内に投稿している記事をたまにブログにアップしています。
https://softtennis-blog.com/ura-step-202004
ということで、今回は裏Step内に投稿した
リーダーの大変さはリーダー経験がない人にはわからない
です。
部長や顧問のことを「うざい」って思っている人に読んでほしいです。(そういう人は最後まで読まなそうだけど…)
▶️【114ページ目:もちおのソフトテニスノート】リーダーの大変さはリーダー経験がない人にはわからない
https://twitter.com/softenisuke/status/1262346365025173505
//もちおのソフトテニスノート
//2020年5月8日(金) 第114号
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こんにちは。もちおです。
今回は、リーダーの話です。
新型コロナウイルスとの戦いの中での、
- 都道府県知事や内閣総理大臣などのリーダーの実際の動き
- ワイドショーでのコメンテーターのやり取り
- Twitterへの投稿
などを見て、リーダーとは何なのか?について、改めて考えさせられました。
リーダーは未来に向かって決断しないといけない
リーダーは、「成果を出す」ことに向けてトコトン真剣に向き合う人です。
より良い未来に向かって、決断しなきゃいけないんですよね。
ただ、「どうやれば成果を出せるのか?」はわかりません。
それでも、決断をしないといけません。
だから、「こうすれば成果が出るはずだ」って信じて、どれが正解かわからない選択肢の中から決断する。
これが、リーダーなんです。
(もし絶対的な正解があるなら、そこにリーダーは必要ありません)
新型コロナウイルスで言うと、「新型コロナウイルスを抑え込んで、死者数を最小限にする。同時に、経済への悪影響も最小限にする。」っていうのを目指したい。
でも、どうやったらそれを達成できるのかは誰にもわかりません。
今でこそ、韓国や香港の事例など、新型コロナウイルスを抑え込む必勝法のようなものが、だんだんとわかってきた感はあります。
が、1月、2月の段階では誰も「成果を出す」必勝法はわからなかった。
その中でも、リーダーは未来に向かって決断しないといけなかったんです。
ソフトテニスで言うと、「○○大会で優勝」のような「成果を出す」ことに向けてトコトン真剣に向き合う人がリーダーです。
でも、言うまでもないですが、「○○大会で優勝」するための必勝法はわからないんです。
そのような中で、数ある選択肢の中から「こうすれば成果が出るはずだ」って決断していかないといけない。
リーダーは批判される
だから、リーダーは必ず批判されるんですよね。
「こうすれば成果が出るはずだ」って思って選んだ選択肢が、結果的に間違いだった、ってこともありえるし、成果につながる方法だったとしても、周りの人からしたら「なんでそれをするの?」って不満に思う選択肢だった、ってこともありえるからです。
また、状況は刻一刻と変わるので、「前はAって言ったけど、今はBだ!」みたいに、言うことがコロコロ変わることだってあります。
「成果を出す」ことを一貫して目指しているからこそ、そのための手段が変わることがあるんですよね。(一貫性があるからこそ、一貫性がない)
僕自身も、「先生、言ってることが前と違います」って批判されたことがあります。
練習中に声をガンガン出さなくても良いかな、って昔は思っていたのですが、その結果、選手が試合中に気迫を込めることができなかったり、対戦相手に精神的な余裕を与えたりしてしまっているな、と思ったんですよね。
なので、方針を変更して「練習中にガンガン声を出そう」ってことにしました。
そしたら、「先生、言ってることが前と違います」って、選手がブーブー文句を言い始めるんです。
「そりゃ、あなた達もライバルの選手も前とは違って変わってきているんだから、状況に応じて言うことが変わるのは当然でしょ?」って感じなんですけど、伝わらない。
僕としては、「勝つ」っていう方向性が一貫しているからこそ、状況に応じて、その時に最適だと思う手段をとったわけですが、リーダー経験の乏しい人はぶっちゃけそういうことがわからないんですよね。
リーダーをリスペクトする
別にリーダーを批判するな、っていうことではないんです。
(結果的に間違いな選択肢だったとしたら、それは批判されてしかるべき)
ただ、リーダーへのある種のリスペクトのようなものは、持つべきなんじゃないのかなって思います。
新型コロナウイルスとの戦いの中で政府がやっていることに、間違いだったことや「もっとこうした方が良い」ってこととかはたくさんあるとは思います。
が、リーダーが置かれている状況を考えもせずに、「リーダーにしか見えていないことがあるはずだ」ってことを想像せずに、ハンドルを握っていない人がひたすら石を投げまくる、ってのはどうなのかな?と。
「どうやれば成果を出せるのか?」がわからない状況で決断をしなきゃいけないリーダーへのリスペクトは必要だと思うんですよ。
もちろん、クドイですが、「リーダーを無批判に信じろ」「リーダーに逆らうな」っていう訳ではありません。
が、リーダー経験がある人がする批判(指摘・提案)と、リーダー経験が全くない人がする批判(文句・愚痴)って、かなり違ったものになると思っています。
リーダー経験を積もう
リーダーの大変さは、本気で「成果を出す」ために奮闘したことのある人(リーダー経験のある人)にしかわかりません。
だから、もし学生(小学生〜大学生)がこの記事を読んでくれているとしたら、「リーダー経験を積もう!」って言いたい。
それも、単に学級委員とか部長をやればいいってことじゃないです。
役職につくだけなら、ぶっちゃけ誰でもできます。
役職につくだけでは、リーダー経験を積んだ、とは言えないです。
(まあそういう役職を「全くやらない」のと比べると、1億倍すばらしいことだとは思いますが)
大事なのは、「成果を出す」ことに向けてトコトン真剣に向き合うこと。
学級委員だったら、そのクラスが何かしらの成果(なんだろ?)を出すために奮闘する。
部長だったら、「○○大会で優勝」のような目標をなにがなんでも達成するように奮闘する。
そういう経験が、自分の糧になって、次にリーダーになった時に活きると思うし、リーダーじゃなくて支える立場(フォロワー)になった時の動き方に活きてくると思うんです。
まあ、なにが言いたいかっていうと、新型コロナウイルスの戦いを見て、
「リーダー経験が乏しい人が多すぎ!」
って思った、っていうことです
以上です!ではでは。
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もちおでした。
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