裏Step(ソフトテニス競技者育成”裏”プログラム)というオンラインチームを運営しているのですが、
その中の内容が全くわからないのもあれだと思うので、
裏Step内に投稿している記事をたまにブログにアップしています。
ということで、今回は裏Step内に投稿した
正クロス展開の戦術(ショートクロスから)
です。
▶️【127ページ目:もちおのソフトテニスノート】正クロス展開の戦術(ショートクロスから)
https://twitter.com/softenisuke/status/1262346365025173505
//もちおのソフトテニスノート
//2020年5月21日(木) 第127号
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こんにちは。もちおです。
今回は、大学時代のチームメイトがやっていた戦術について書きます。
実戦で使えるレベルに仕上げるのは大変かもしれませんが、この戦術でくり返し何度もポイントを取っていたので、結構使える戦術だと思います。
正クロス展開で、ショートクロスを使う戦術です。
正クロス展開の戦術(ショートクロスから)
セカンドレシーブからの攻撃です。
(後衛サーブ後衛レシーブの)セカンドレシーブで、後衛がショートクロスに打ちます。
たいていの相手後衛は「うおっ」ってなって、余裕がない感じで打点に入ることになります。
前衛は、相手後衛の打点と自分のコートのセンターマークを結んだ線上にポジション取りをします。
むしろ、その線よりも守り側(ストレート側)にポジション取りをしてもOKかもです。
前衛は、ストレートに相手が打ってくる(持ってくる)のを待ちます。
クロスボレーとかはしません。
ストレートにボールが飛んできたらバックボレーでミドル(のオープンスペース)に打って、ポイントを取るんです。
これに徹します。
獲物がクモの巣に引っかかるのを待つ感じ。
もし相手後衛が、前衛が待ち構えているストレートに(我慢できず)打ってきたら、それで終了!って感じですが、それなりの経験がある後衛なら、前衛が待ち構えているストレートに打ったりはしません。(失点が目に見えているので)
たいてい、正クロス方向(後衛の方)に、”とりあえず”つなぎます。
そのボールを、ショートクロスレシーブを打った後衛は待っておく。
で、返ってきた甘いボールに対して、前に詰めてライジング気味に高い打点で打ちに行きます。
そうすると、たいていの相手前衛はディフェンスの動きをします。
前に詰めて高い打点で打とうとしてくるので、「アタックされるかも」って思うんです。
その結果、相手前衛はストレート方向に動くので、ミドルが空きます。
そこに後衛は打ち込むんです。
相手後衛はショートクロスを打った後なので、定位置(通常のポジション)よりもコートの外側にいます。
なので、ミドルがオープンスペースになっている。
ミドルに打ち込まれたらかなりシンドいんです。
後衛が(計画通り)ミドルに打ち込んだら、前衛はセンターマークをまたぐぐらい大胆にポジション取りをします。
で、相手後衛がなんとか打ち返すボールを取りに行く…という戦術です。
たいていの後衛は、ミドルに打ち込まれた後にロブでつなぐ(っていうか、ロブになっちゃう)ので、前衛はスマッシュを取りに行くことが多かったです。
これが、正クロス展開でショートクロスを使う戦術です。
この戦術で本当に面白いようにポイントを取っていたので、(技術さえ習得していれば)かなり再現度が高い戦術だと思います!
この戦術を実戦で使えるようにするためには、
- 後衛がショートクロスレシーブを打つ技術
- 前衛がバックボレーでミドルに打ち返す技術
- 後衛が前に詰めてライジング気味に高い打点でミドルに打つ技術
- 前衛がスマッシュを取りに行く技術
が必要です。
【ソフトテニスの戦略】ショートクロスレシーブ徹底解説(船水颯人選手)【2019年全日本社会人】
【ソフトテニスの戦略】攻めのレシーブで相手を振り遅れさせてからのバックボレー(バックボレーのフットワークも解説)【2019年全日本社会人】
もしよかったら、使ってみてください!(自分がやっていた戦術ではないのに、ドヤ顔で紹介する僕w)
今日は以上です!ではでは。
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もちおでした。
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