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【ソフトテニス】団体戦のオーダーの組み方(3-1-2が好まれる理由)

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【ソフトテニス】団体戦のオーダーの組み方(3-1-2が好まれる理由)

今回は裏Step内に投稿した

団体戦のオーダーの組み方①(3-1-2が好まれる理由)

です。

 

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ソフトテニスの団体戦のオーダーの組み方

2019年ソフトテニス京都全中を観に行って感じたこと【芝東と昇陽すごい】

//もちおのソフトテニスノート

//2020年9月16日(水) 第245号

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団体戦の悩みの種であるオーダー。

自分なりのオーダーの組み方をはっきりと持っている指導者がいる一方で、「どうやってオーダーを組めばいいのかわからない」って悩んでいる指導者もいるはず。

「3-1-2の順番が一般的って言われているけど、本当にこれでいいのか悩む…。オーダーでミスしたら自分の責任だし…。」って思いますよね。

 

ということで今回は、(参考になるかはわからないけど)オーダーの考え方や僕なりのオーダーの組み方について話をします。

※ダブルス×3本という小中高の一般的な団体戦の話。

まず、一般論から。(すっごく当たり前の話をします)

 

 

オーダーは6通り

3ペアに1番手・2番手・3番手という序列がある場合、オーダーの組み方は6通りです。

  • 1-2-3
  • 1-3-2
  • 2-1-3
  • 2-3-1
  • 3-1-2
  • 3-2-1

この6通りのオーダーの中から”最適”なオーダーを選ぶわけです。

 

 

よく見るのは3パターン

2019年ソフトテニス京都全中を観に行って感じたこと【芝東と昇陽すごい】

じゃあ”最適”なオーダーってなんだろう…って悩むことになって他チームのオーダーを研究したりするんだけど、実際の団体戦の各チームのオーダーを見てみると「この6通りのオーダーが全て均等に選ばれているわけではない」ということに気づきます。

 

よく見る(監督が選びがちな)のはこの3パターン。(たぶん)

  • 1-2-3
  • 1-3-2
  • 3-1-2

 

【1-2-3】

最初の2本で勝ちを決めてしまおう!っていうオーダー。1番手で流れを作り、2番手に託す…って感じ。全中でよく見る(気がする)。

 

【1-3-2】

1番手で勝って良い雰囲気を作った後、3番手に伸び伸びプレーをしてもらおう!っていうオーダー。3本目までもつれた時は守護神の2番手の出番。

 

【3-1-2】

3番手に(負けてもいいから)元気よくノープレッシャーで伸び伸びプレーしてもらって、勝った場合は1番手で勝負を決める、負けた場合は1番手に踏ん張ってもらって守護神の2番手に託す…っていうオーダー。

 

んで、僕はこの3つのオーダーの中で【3-1-2】が一番好まれる傾向にある気がしています。

 

 

3-1-2が好まれる理由

2019年ソフトテニス京都全中を観に行って感じたこと【芝東と昇陽すごい】

では、3-1-2のオーダーが好まれる理由は何なのか?を、監督の心理から考えてみます。(だいぶ回りくどい説明になります)

 

まず考えられるのが、

①1番手(大将ペア)が必ず試合に出るようにしたい

という理由。「1番手が試合せずに負けた=チームの実力を出し切らずに負けた」っていう感じがするので、 監督は1番手を3本目に持ってくるオーダーを組みにくい。よって、【2-3-1】【3-2-1】っていうオーダーは選択肢から消えがち。

 

となると【1-2-3】【1-3-2】【2-1-3】【3-1-2】の4択になるわけだけど、ここで

②2番手を1本目に持ってくる合理性がない

ということに気づく。

 

(単純な考え方をすると、)2番手が1番手に勝てる確率は低いから、自分のチームの2番手を相手チームの1番手に当てたくない。

 

じゃあどこに2番手を配置するのが良いのか?

 

相手チームのオーダーが【1-2-3】【1-3-2】【2-1-3】【3-1-2】 の4択だとすると、自分のチームの2番手を1本目に配置した場合、(単純に考えると)4分の2の確率で1番手と当たってしまうことになります。なので、2番手を1本目に持ってくるのは非合理的

 

よって、【2-1-3】という選択肢も消える。つまり、【1-2-3】【1-3-2】【3-1-2】の3択に絞られます。

 

ここまでが、監督の心理から見た「6通りのオーダーのうち、【1-2-3】【1-3-2】【3-1-2】 の3つが選ばれがちな理由」の説明になっています。

 

そして、ここまでくると

③3番手を1本目に持ってくるのは合理的

と考えることになるはず。

 

3番手は相手チームの1番手・2番手に負ける確率が高いということを考えると、「どうせ負けるんだったら相手チームの1番手と当てたい」って考えるのが監督の心理。

 

じゃあ相手チームの1番手は何本目に出てくる確率が高いか?を考えるわけだけど、【1-2-3】【1-3-2】【3-1-2】の3択で考えると3分の2の確率で1本目に出てくることがわかる。

なので、「どうせ負けるんだったら相手チームの1番手と当てたい」 って考えるなら、3番手を1本目に持ってくるのが合理的と言えます。

 

仮に相手が【3-1-2】で来た場合、3番手同士の戦いになって勝てる確率は五分五分。面白い勝負になります。いろいろ考えても、「3番手は1本目に置かない方が良い」っていう理由が見つからないのです。

 

ということで、【3-1-2】のオーダーが最も好まれるのだと思います。

困ったら【3-1-2】にしておけばOK。合理的なので。

 

 

僕のオーダーに対する考え方

以上が一般論です。

この一般論(理屈)を踏まえて、僕がどうやってオーダーを組んでいたか?について話をします。

んが、ここまでで結構な長文になっているので、続きは明日書きます。

 

【246ページ目:もちおのソフトテニスノート】団体戦のオーダーの組み方②(僕はこうやって考えた)

 

今日は以上です!ではでは。

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