//もちおのソフトテニスノート
//2021年7月17日(土) 第537号
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こんにちは。今日は昨日の続きで、「ぽとっ…」っていうボレーにならないようにするためにはどうすればいいのか?を考えました。
飛んできたボールにエネルギーを加える
相手のボールがものすごく速ければ、作用・反作用の法則によって、ラケット面に当てるだけでそれなりのスピードでボールが打ち出されます。
が、相手のボールがものすごく速くない場合は、飛んできたボールに対してエネルギーを加える必要がある…というのが昨日の話でした。
じゃあ、ボールにどのようなエネルギーを加えればいいのでしょうか。
※プレーヤーがコートのどこでボレーをするか?によってエネルギーの加え方は異なりますが、「ぽとっ…」っていうボレーになるのはネット付近でボレーをする場合だと思うので、【ネット付近でボレーをする場合に、ボールにどのようなエネルギーを加えればいいのか?】に限定して考えてみたいと思います。

「ぽとっ…」っていうボレーにならないためには、プレーヤーから見て奥方向(前方向)にエネルギーを加える必要があります。

と同時に、ベースラインよりも手前にバウンドさせないとアウトになって失点してしまうので、重力によってある程度ボールが落下するとはいえ、下方向にもエネルギーを加える必要があります。

まとめると、「ぽとっ…」っていうボレーにならず、かつアウトしないためには、プレーヤーから見て「前+斜め下」方向にエネルギーを加える必要があるということになります。
こんなの当たり前ですが、こうやってちゃんと理屈を考えて、どのようなエネルギーを生み出せばいいのか?を考えることこそが重要だと思っています。
じゃあ、「前+斜め下」方向のエネルギーをどうやって生み出せばいいのでしょうか?
「前+斜め下」方向にエネルギーを加える

まず考えられるのが、このように弧を描くようにラケットを操作する方法です。
ラケット面が「前+斜め下」方向に動いている時にインパクトすることができれば、ボールに「前+斜め下」方向のエネルギーを加えることができます。

が、このようにラケットを操作すると、タイミングをミスってラケット面が「前+斜め上」方向に動いている時にインパクトしてしまった場合、ボールは上方向に飛んでアウトしやすくなってしまいます。
つまり、「前+斜め下」方向のエネルギーを生み出すために弧を描くようにラケットを操作すると、インパクトのタイミングがシビアになって、エラーが起きやすくなってしまうということです。
時間的な余裕があるスマッシュやグラウンドストロークの場合は、弧を描くスイングでもタイミングを合わせやすいのでエラーが少なく済むと思いますが、時間的な余裕がないボレーの場合はエラーが多くなってしまうはず。いわゆる「ボレーでラケットを振るな」というアドバイスは、「ボレーは時間的余裕がないから、インパクトのタイミングを合わせづらい弧を描くスイングはするな」という意味です。
じゃあ「前+斜め下」方向のエネルギーをエラーなく加えるためにはどのようにすればいいのでしょうか?
弧を描くのがダメなら、直線的にラケットを動かすしかありません。
続きは明日!
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