//もちおのソフトテニスノート
//2021年3月3日(水) 第413号
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右ストレート展開の戦術についてです。
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右ストレート展開の戦術(ショートボールから)

右ストレート展開です。(相手後衛が右利きの場合を想定)

後衛が右ストレートにショートボールを打ちます。

相手後衛が前に詰めて、フォアに回り込んで

ストレートに返球してきたところを…

前衛が右ストレートボレー(フォアボレー)する!
っていう戦術です。
注意点
①相手の打点を前に&体に近くさせる


ショートボールで動かされた相手後衛の打点が前になって、さらに回り込みによって打点が体にやや近くなってしまう…という状態を作るのがポイントです。
打点が前の場合と打点が体に近い場合は、引っ張り方向(この場合、ストレート)に打ちやすくなるからです。引っ張り方向にボールが飛んでくる確率が相対的に高い状態だからこそ、前衛は右ストレートボレー(フォアボレー)を仕掛けられるわけです。
②前衛は早く動きすぎないようにする

とはいえ相手後衛にとっては、前に動いた後は前衛の動きが見やすい場面です。なので、相手後衛にかわされないようにするために、前衛はギリギリまで待つ(=早く動きすぎないようにする)ことが重要。
相手後衛との距離が短い上に、ギリギリまで待ってからポーチボレーしに行く必要がある戦術なので、結構難易度が高い戦術だと思います。
③右ストレートボレーのコースはミドル

ボレーはミドルを狙うと、相手後衛にフォローされにくくなります。(ストップボレーをしてしまうと、相手後衛にフォローされやすい)
④後衛は逆クロス側のフォローをする

自分の前衛が右ストレートボレー(フォアボレー)をしに行く動きを見せたら、後衛は少しミドル方向に寄って、相手後衛が逆クロスに打ってきた時の準備(フォローの準備)をします。この動きをすることによって、前衛は「逆をつかれても失点することはない」と思えて、思い切って右ストレートボレーを仕掛けやすくなります。
⑤応用

右ストレートボレーを取りに行くモーションをすることで、逆クロスに打たせてボレーする…といった戦術も考えられます。
相手後衛がバックハンドで返球しようとしてきた場合は、比較的打ちやすいコースである引っ張り方向が逆クロスになるので、逆クロスボレーの準備をした方が良いと思います。
以上です!じゃ、またねー。
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