//もちおのソフトテニスノート
//2021年5月29日(土) 第500号
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中学生〜高校生の前衛のプレーを見ていると、(おそらく)「相手後衛を惑わそう!」っていう目的でやたらモーションをかけている選手が少なくないことに気づきました。首をフリフリする前衛、中学2年生くらいから一気に増えませんか?(笑)
でも、そのモーションがただの自己満足になっていて、相手に何も影響を与えてなさそうだなあ…ってことも少なくないです。
ということで、「後衛が相手前衛のことを見る」ことについて深掘りして考えてみる必要があると思いました。
前衛の考え
ネットについている前衛が考えていることは、このあたりでしょうか↓
- 「自分の意図や動きが相手にバレないようにしたい」
- 「自分の姿を見せて相手を惑わせたい」
- 「自分の思い通りに相手を誘導したい」
- 「相手の意図を見抜きたい」
それぞれの考えに対応する行動も追記すると、こんな感じになると思います。
①「自分の意図や動きが相手にバレないようにしたい」
→自分の意図を悟られないポジションを取り、動きがバレないように直前まで静止する
②「自分の姿を見せて相手を惑わせたい」
→相手の目に入るポジション取りをしたり、モーションをかけたりする
③「自分の思い通りに相手を誘導したい」
→自分が打ってほしい方のコースを空けるポジション取りをしたり、打ってほしくない方のコースにモーションをかけたりする
④「相手の意図を見抜きたい」
→静止をして、相手が打つ時の様子を観察する
「自分を見せる」&「自分を見せない」
ここで注目したいのが、①と②③が真逆だということです。
①=自分を見せない
②③=自分を見せる
ただ、これは前衛目線での話にすぎません。
「自分を見せる」工夫をしたところで相手後衛が前衛を見ようとしていなかったら、もしくは前衛を見ることができない状態だったら、その工夫には意味がないわけです。冒頭の例で言うなら、首をフリフリしたところでその動作を見ていなかったら意味ないよ、ということ。
となると、「見る」ということについて、そもそものところから考える必要がありそうです。
続きは明日。
今日は以上です!じゃ、またねー。
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