//もちおのソフトテニスノート
//2021年4月8日(木) 第449号
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初心者の練習を見ていて、
- 深いボールが来た時に詰まってしまう
- 内角のボール(体に近寄ってくるボール)にうまく対処できない
というミスのパターンが多いなと感じました。
この2つのミスのパターンの背景には、「左足で前に踏み込む」という意識やクセがあるのでは?と思ったので、今日はそのことについて僕なりに考えたことを書きます。
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深いボールや体に近寄ってくるボールをうまく打ち返せない
初心者の選手は”前に踏み込んで打つ”ということが体に染み付いていて、だから深いボールや差し込まれたボールをうまく打ち返せないのだと思いました。
【深いボールが来た時】
まず一般論として、深いボールが来た時にどうなるのか?というと、選手はボールとの距離を十分に取ることができず、スイングが間に合わなくなる可能性が高くなります(いわゆる「詰まる」という現象)。
だからこそ、深いボールが来た時は、後ろに下がってスペースを確保するか、早いタイミングでラケットを振り始める必要があるわけです。
が、後ろに下がるのが不十分な状態や、早いタイミングでラケットを振り始めなかった状態で、さらに左足を前に踏み込んでしまうと、、、
飛んで来たボールに対して体が接近することになって、スイングが間に合わなくなる可能性がグッと上がってしまいます。
深いボールが来た時に詰まってしまう初心者は、左足を前に踏み込んでいることが多いです。そりゃ詰まりますわ、という話です。
【内角のボール(体に近寄ってくるボール)が来た時】
次に、体に近寄ってくるボールが来た時にどうなるのか?というと、これも一般論として、選手はボールとの距離を十分に取ることができず、窮屈なスイングになってしまう可能性が高くなります(野球でボールがインコースに飛んできた時をイメージするとわかりやすいです)。
その状態で、左足を前に踏み込んでしまうと、、、
飛んできたボールに対してスペースを十分に確保できないままになってしまって、窮屈なスイングをすることになってしまいます。
体に近寄ってくるボールが来た時に窮屈なスイングになってしまう初心者は、足を開いて左足を左に着くことができないことが多いです。で、突っ立った形になっていわゆる「手打ち」になってしまう(そしてボールは変なところに飛んで行きがち)。
深いボールや体に近寄ってくるボールが来た時の対処法
対処法は、左足を左に(横に)着いて、オープンスタンスで打ち返す!です。
左足を前ではなく横に着くことで、
- 深いボールに対して体が接近しなくなる→スペースを確保できる
- 体に近寄ってくるボールに対して体を横にズラすことができる→スペースを確保できる
ということになります。
初心者はなぜ左足で前に踏み込む?
では、初心者はなぜ左足で前に踏み込んでしまうのでしょうか?
おそらく、初心者は平行スタンスやクローズドスタンスで前に踏み込んで打つ練習ばかりしていて、オープンスタンスで打つ経験が圧倒的に少ないからだと思います。
ということで、今日は「オープンスタンスの練習もしないとダメだよ」っていう話でした。
じゃ、またねー。
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