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ソフトテニスの死角について【前衛は知っておくべき】

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//もちおのソフトテニスノート

//2021年6月1日(火) 第503号

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昨日は人間の視野角についての話をしました。

今回は「相手前衛が死角に入って見えにくくなることがある!」という、超重要だけどあまり多くは語られない内容について整理してみようと思います。

 

 

死角

人間は同時に2つ以上のものに目の焦点を合わせることができません、また、そもそも人間の視野角には限界があります。

 

【502ページ目】人間の視野角について【もちおのソフトテニスノート】

 

なので、「ボールを注視した時の視界」の中に相手前衛の姿が入らない時(つまり相手前衛が視野角の死角に入った時は)前衛は相手後衛に悟られずに動くことができるし、逆にいくらモーションをかけてもほとんど意味がない、ということになります。

 

となると、前衛は「どんな時に自分が相手後衛の死角に入りやすいのか?(死角に入りにくいのか?)」をよーーーく理解する必要があると言えるでしょう。

 

以下、全て右利きの選手の場合で考えます。

 

 

★正クロス展開

【503ページ目】死角について(1)【もちおのソフトテニスノート】

ボールと相手前衛が同じ方向に見えるので、前衛は死角には入りません。

つまり、正クロス展開は「前衛がよく見える」展開なので、勝負を仕掛けるのが実は結構難しいです。

 

 

【503ページ目】死角について(1)【もちおのソフトテニスノート】

ただし、クロスに深いボールが来た時は目線が右を向きやすくなるので、相手前衛が死角に入りやすくなります。

 

 

★右ストレート展開

【503ページ目】死角について(1)【もちおのソフトテニスノート】

ボールは右側に、相手前衛は左側に見えるので、前衛が死角に入りやすい展開です。

特に1.37(2本線)に深いボールが来た時は目線が右を向きやすくなるので、相手前衛がさらに死角に入りやすくなります。

 

 

【503ページ目】死角について(1)【もちおのソフトテニスノート】

ただし、浅いボールの場合は目線が前を向いてボールと相手前衛を同時に見やすくなるので、安易に動くと簡単にかわされてしまいます。

 

前衛が抜かれる時のあるあるパターン(ストレート展開)

 

 

【503ページ目】死角について(1)【もちおのソフトテニスノート】

また、ミドルを割られた後は(回り込まなければいけないのでシンドイですが)ボールの奥に相手前衛が見える形になります。自分の姿(前衛)は死角に入りにくいので要注意です。

 

 

★逆クロス展開

【504ページ目】死角について(2)【もちおのソフトテニスノート】

ボールは右側に、相手前衛は左側に見えるので、前衛が死角に入りやすい展開です。

 

 

【504ページ目】死角について(2)【もちおのソフトテニスノート】

特にミドルに深いボールが来た時は目線が右を向きやすくなるので、相手前衛がさらに死角に入りやすくなります。

 

 

【504ページ目】死角について(2)【もちおのソフトテニスノート】

ただし、逆クロスのボールを回り込んでフォアで打ち返す時は、ボールと相手前衛を同時に見やすくなるので、安易に動くと簡単にかわされてしまいます。

 

 

★左ストレート展開

【504ページ目】死角について(2)【もちおのソフトテニスノート】

ボールと相手前衛が同じ方向に見えるので、前衛は死角には入りません。

つまり、左ストレート展開は「前衛がよく見える」展開なので、勝負を仕掛けるのが実は結構難しいです。

 

 

【504ページ目】死角について(2)【もちおのソフトテニスノート】

ただし、1.37(2本線)に深いボールが来てバックハンドで打ち返す時は目線が左を向きやすくなるので、相手前衛が死角に入りやすくなります。

 

 

 

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