【ソフトテニス】

【ソフトテニス】優秀な指導者のもとに行っても必ずしも上達するわけではない理由

【ソフトテニス】優秀な指導者のもとに行っても必ずしも上達するわけではない理由//もちおのソフトテニスノート

//2020年7月22日(水) 第189号

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こんにちは。もちおです。

 

ソフトテニスと全く関係ないのですが、みなさん『ちきりん』さんのことはご存知ですか?

本当にざっくり説明すると、ちきりんさんはいわゆるブロガーで、鋭い視点・深い思考力を持っている人。「この人はすごいなあ」って僕が思っている人です。

 

そのちきりんさんの本『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』を読んでいたら、このような文章と出会いました。

『世の中の取引には、売り手と買い手が「等価な価値を交換する取引」と「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」があります。』

 

これを読んで、「まさに!!!」って思いました。そしてこの考え方は、特にソフトテニスの練習・指導において重要な考え方だと思いました。ってことで、この記事で共有します。

 

 

本記事は、裏Step(ソフトテニス競技者育成”裏”プログラム)のメルマガの記事です。

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等価な価値を交換する取引

日常的な買い物はだいたいこれです。500円のお弁当と500円分の現金を交換する、など。

ほとんどの労働者(大人)は「等価な価値を交換する取引」に関する仕事に就いています。

 

 

両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引

例えば、医療はこちらです。

専門知識・技術を持っている医者が病気やケガを治すという価値を提供して、患者がそれにお金を払う、というのが医療ですが、患者が「健康にしてください」と言ってお金を払えば、そのお金分の健康が即手に入るというものではありません

 

患者は自分のことを詳しく医者に伝えて、医者はそれに応じて医療・知識を提供し、患者もそれに協力するからこそ、「患者の健康」という共通の目標が達成されるわけです。

そしてその結果得られた価値を、医者は収入ややりがいや評価や経験値として、患者は健康として分け合う。

 

医療は、共同プロジェクトです。

このことがわかっていないと、「お金を払ったんだから、あとは医者が勝手に健康にしてくれるはず!」って思ってしまいます。

 

 

ソフトテニスは共同プロジェクト

で、もう何が言いたいのかわかってくださったとは思いますが、

ソフトテニスの練習・指導はまさに「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」です。

 

どんなに優秀な指導者に教わっていたとしても、それで自動的に「上達」が得られるわけではありませんし、逆に実績がそこまでない指導者に教わっていたとしても、関わる人がみんな「共同プロジェクト」という意識で取り組めば「上達」が得られることがあるわけです。

 

 

わかっていない人が多い

ですが、元教員の経験に基づいて正直なことを言うと、このことがわかっていない人がすごく多いという印象です。ソフトテニスを「等価な価値を交換する取引」だと捉えている人が非常に多い。特に保護者。(#直球)

 

っていうか「等価な価値を交換」という認識すら持っていない人もいます。「指導者は、指導というサービスを提供してくれる人でしょ。我が子のことをうまくしてね。」という感じで、指導者に対してどのような価値を提供するか?すら考えていない人も一定数いるのが現状です。

 

 

そうじゃないんです。

 

選手(子供)の成長という共通の目標を達成して、価値をみんな(選手・保護者・指導者)で分け合う共同プロジェクトなんです。

 

 

問題が起こるのは当たり前

「等価な価値を交換する取引」では、問題が起きた時に問題を発生させた側が単独で解決する義務を負うのが普通です。

例えば、500円のお弁当を500円で買ったけど、お弁当が腐っていたりしたら、500円のお弁当を提供した側が解決に向けて動きますよね。

 

だからそもそも問題が起きないようにすること(完璧な価値を提供すること)が求められます。

 

 

 

一方、「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」の場合、問題が起こるのは当たり前で、問題が起きた時には「どうやって共に解決するか?」が重要です。

 

ソフトテニスの場合は、例えば「なかなか上達しない」という問題に必ず直面します。その時に、「どうやったら上達できるか?」を選手も指導者も、そしてできれば保護者も一緒に考えるんです。「指導者なんだから、上達させてくださいね」っていう受け身の姿勢はふさわしくないということ。

 

何か選手(子供)がトラブルを起こした時に、「指導者に責任があるんだから、あなたがなんとかしてください。」「どういうプランで解決まで持っていこうと思っているのか、提示してください」って言う保護者がゼロではないのですが(#実体験)、「何言ってんのおおおおお」って感じです。

 

みんなで協力して、選手(子供)の成長を目指すんです。

 

 

ということで、ちきりんさんの本の文章は示唆に富むなあと思ったので紹介させてもらいました。

『世の中の取引には、売り手と買い手が「等価な価値を交換する取引」と「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」があります。』

 

今日は以上です!ではでは。

 

 

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