//もちおのソフトテニスノート
//2021年6月11日(金) 第513号
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こんにちは。今日は、ポーチに行くタイミングについて書いた過去のメルマガ記事を加筆修正しながら再掲させてもらいます!
ポーチに行くタイミング
結論、ポーチにいくタイミングは相手・場面によって違います。
というのも、「前衛の動きを見てコースを変えられるかどうか?」が相手・場面によって異なるからです。
よく「相手がラケットを振り始めた瞬間に動き始めるべき」って言われますが、あれは違っています。
①相手によって異なる
例えば、A選手とB選手がいて、
- A選手:インパクトの0.5秒前まで、前衛を見てコースを変えることができる
- B選手:全く前衛を見ることができず、コースも変えられない
という場合、
- A選手を相手にした時は、インパクトの0.49999999秒前以降じゃないとポーチに行きづらいけど、
- B選手を相手にした時は、いつポーチに行っても大丈夫
ということになるので、ポーチに行くタイミングはA選手を相手にした時とB選手を相手にした時とで異なります(※もちろん超単純化して考えた場合ですが)。
②場面によって異なる
また、例えばA選手に限定して考えたとしても、
- クロス展開の時は、インパクトの0.5秒前までなら前衛を見てコースを変えることができるけど、
- ストレート展開の時は、全く前衛を見ることができずコースも変えられない
ということがあります。この場合、
- クロス展開の時は、インパクトの0.49999999秒前以降じゃないとポーチに行きづらいけど、
- ストレート展開の時は、いつポーチに行っても大丈夫
となります。ポーチに行くタイミングは場面によって異なるのです。
実際、ラケットを振り始めてからでも前衛の動きに気付いて手首だけでコースを変えられる人はいますよね(→①)。また、「この場面は前衛がよく見えるんだけど、この展開だと前衛が全く見えないんだよね」っていうことがあるはずです(→②)。
※②は、503ページ目・504ページ目で書いた「死角」の話と密接に関わっています。
このように、ポーチに行くタイミングは相手・場面によって異なります!
で、ここからが大事なのですが、
ポーチに行くタイミングは相手・場面によって異なるので、ポーチボレーを成功させたいなら、相手の特徴(「相手がコース変更できなくなるタイミング」はいつなのか?「相手がコース変更できない場面」はどんな場面なのか?)をつかむ努力をするべきです。相手の打ち方を観察したり、実際にポーチに出たりしながら、相手の特徴を確認していくのです。
そして、試合の序盤に後衛がじっくりラリーをしてくれることが、前衛が相手の特徴の確認作業をするための大前提になります。後衛について僕が考えていることはまたいつか書こうと思います。
以上です!じゃ、またねー!!
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