//もちおのソフトテニスノート
//2020年3月15日(日) 第60号
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後衛のタイプについてです。
母校で外部コーチをした時に作った資料をもとに説明します。
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後衛は3つのタイプに分かれる
後衛って3つのタイプに分かれるかなと思っています。
- 打つコースを決めて、そこに打ち切る後衛
- 打つコースは決めず、相手前衛やコートを見てから決める後衛
- 打つコースは決めているけど、相手前衛やコートを見て調整する後衛
それぞれのタイプの特徴はこんな感じ↓(独断と偏見)
①打つコースを決めて、そこに打ち切る後衛
- 球がやたらイカつい
- 前衛をほとんど見ない(見えないのではなく、見ない)
- 前衛を見てギリギリでコース変更しようとしない(or できない)
僕は「決め打ちイケイケタイプ」って呼んでました。
②打つコースは決めず、相手前衛やコートを見てから決める後衛
- 球はそんなにエグくない
- 前衛に触らせないように、よく見て打ってくる
- ギリギリでのコース変更が得意(かわす)
僕は「よく見てひょいひょいタイプ」って呼んでました。
③打つコースは決めているけど、相手前衛やコートを見て調整する後衛
①と②の中間。
1人の後衛が試合を通してずっとどれかのタイプってことはなくて、試合中に状況に応じて入れ替わっていくことが多いんですけど、
まあなんとなく「自分はこのタイプ」「あの人はこのタイプ」って分けることができる気がしています。
後衛のタイプ別対処法
①打つコースを決めて、そこに打ち切る後衛
そのままでは前衛にとっても後衛にとってもエグいので、相手の球を弱らせることが大事です(=気持ちよく打たせない)。
動かす(=定位置で打たせない)
(例)ロブ、ショートボール 、カット
緩急を使う(=一定のリズムで打たせない)
(例)シュートの中に、後衛前ロブを織り交ぜる
積極的に動く(=なんとか前衛を気にさせる)
※決め打ちの後衛に対しては、ある程度早く動き出しても大丈夫。また、その一本を必ずしも決めなくても、邪魔する動きを積み重ねることで前衛を見てくれる(→球が弱体化)するようになるかもしれない
②打つコースは決めず、相手前衛やコートを見てから決める後衛
前衛を見えなくする
(例)厳しい球を打つ。エグい球ほど、前衛は見えなくなる(見る余裕がなくなる)
もっと前衛を見させて、自滅させる(前衛が見える限界まで追い詰める)
(例)わざと定位置で打たせる。ギリギリまで前衛は動かない(静止)。モーションを入れて、前衛の方に打たせる(見てくれていることを利用する)。
③打つコースは決めているけど、相手前衛やコートを見て調整する後衛
やっかいなタイプに思えるけど、①と②の対処法を使えばOK。
今日は以上です!じゃ、またねー。
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