//もちおのソフトテニスノート
//2021年3月29日(月) 第439号
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初心者向けのスマッシュの練習メニューについての話。
手出しスマッシュ
【目的】
- スマッシュの打点を理解する
- スマッシュの時の体の使い方を習得する
【やり方】

サービスラインから球出しをします。
※真上に球出しをするのではなく、練習者がいる方向に高く球出しをします(真下に垂直落下するボールをスマッシュすることはほとんどないので)。

練習者は、球出しされたボールをストレートにスマッシュ。
※的を置いておくのがおすすめ。
【注意点】
①つま先の向き

練習者の後ろ足のつま先の向きが、横向き〜やや後ろ向きになっていることを確認します。
初心者がスマッシュする時に多いのが、後ろ足のつま先が前(ネット方向)を向いてしまうやつです。後ろ足のつま先が前を向いてしまうと、体が正面を向くことになってしまって、下半身の動きを使いにくくなってしまいます(→腕の力だけでスピードを出そうとしてしまって、上半身の力みにつながる)。
下半身の動きを使えるようにするために、つま先の向きは横向き〜やや後ろ向きにします。
②グリップの握り方
グリップはサーブと同じで薄い握り(コンチネンタルグリップ)が推奨です。
https://softtennis-blog.com/softtennis-serve
薄く握ることで、自分の頭よりも後ろで打たなければいけない場面でも(←結構ある)ラケット面を下方向に向けやすくなって、アウトのリスクを下げることができます。
③左手と右手を同時に上げる
スマッシュ動作の中で
- 左手を上げる
- 右手を振りかぶる(ラケットをかつぐ)
がバラバラになってしまうと、スイングし始めるまでに遅れが生じやすくなって、いわゆる「振り遅れ」をしやすくなってしまいます(→中ロブ気味に来た速いボールに対して振り遅れてアウトしやすくなる)。
そうならないために、
- 左手を上げる
- 右手を振りかぶる(ラケットをかつぐ)
をほぼ同時に完成させます。
よくない例がこちら。
④最初は当てるだけでもOK
空振りが多い場合は、打点(タイミング)をつかむために「当てるだけ」でもOKだと思います。
初心者がやるバドミントンや羽子板のイメージで、ポーンと当ててボールを上方向に飛ばす。これを何回か繰り返すと打点(タイミング)がつかめるようになります。
以上です!じゃ、またねー。
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