//もちおのソフトテニスノート
//2020年11月30日(月) 第320号
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ダブル後衛と戦う時にどういう戦い方をすればいいのか?について考えてみました。
今日から何回かにわたってまとめようと思います。今回はダブル後衛を相手にした時の基本的な考え方だけ。
自分の前衛がポジションチェンジしなくて済むように配球する
後衛は、自分の前衛が大きくポジションチェンジをしなくて済むように、あっちこっちにボールを打たないようにします。
前衛のポジションは「相手の打点と自分のコートのセンターマークを結んだ線上」が基本。
なので、その原則通りにポジション取りをした場合、後衛が正クロスにボールを打った時の前衛のポジションはこのあたりになります。
ここから、後衛が今度は右ストレートに打った場合、前衛のポジションはこのあたり。大きくポジションチェンジをする必要が生じます。
このように、後衛が「あっちこっちに」ボールを打ってしまうと、その都度、前衛がポジションチェンジをしなきゃいけなくなってすごーーーく大変。っていうか、間に合いません。(ポジションチェンジが遅れてしまうと、相手にミドルを攻撃される可能性が高くなってしまう)
前衛と打ち合わせをした上で打つのであれば良いのですが、そのような打ち合わせなく左に打ったり右に打ったり好き勝手ラリーをしてしまうと、自分達のコートに隙を作ってしまうことに。
ということで、相手がダブル後衛の場合は、自分の前衛が大きくポジションチェンジをしなくて済むように、あっちこっちにボールを打たないようにするのが基本です。
前衛は基本、動かない
そして、前衛は基本的には動かないようにします。(=ディフェンスに徹する)
ポーチボレーをしに行くのが必ずしもダメ!っていうわけではないです。が、ポーチボレーをしたところで、相手は2人ともベースラインにいて「フォローが2人いる」という状態なので、中途半端なボレーをしてしまうとフォローで逆に攻撃されてしまうんです。
ということで、ポーチボレーをするなら、相手にフォローされにくくするために(相手にフォローで攻撃されないようにするために)角度をつけたボレーやストップボレーをしたい。でも、そういうボレーをするのはかなり難しい。
なので、前衛はむやみやたらとポーチボレーに行くのではなく、「ここぞ」の時にだけ動くっていうのが基本です。(「ここぞ」の時っていつだよ!って感じですが、そのことについてはまた今度書きます)
※ただ、相手がフォロー技術の低いダブル後衛だった場合は積極的に動いてOKだと思います。相手のフォロー力を確かめるために、試合の序盤で積極的にボレーをしに行くのはアリ。
まとめ
以上の、
- 自分の前衛がポジションチェンジしなくて済むように配球する
- 前衛は基本、動かない
ってのが、ダブル後衛と戦う時の基本的な考え方だと思います。
じゃあ、この考え方のもとで具体的にどうやって戦うか?
また今度(たぶん明日)書きます。じゃ、またねー!
【321ページ目:もちおのソフトテニスノート】ダブル後衛と戦う時の基本的な戦術
【322ページ目:もちおのソフトテニスノート】「ダブル後衛の片方を狙う」を掘り下げて考える
https://softtennis-blog.com/ura-step-202004
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