//もちおのソフトテニスノート
//2021年1月29日(金) 第380号
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今度、ソフトテニスの戦術をまとめた書籍をAmazon Kindleで自費出版する予定です。(本自体の値段は500円くらいで、買わなくてもKindle Unlimited加入者ならタダで読めるようにして)
なんですけど、つい原稿作成を後回しにしてしまって、なかなか進んでおりません。ということで、裏Step記事のなかで原稿を書かせてください!(「ここ、わかりにくい!」っていう箇所があると思うので、気になった点をグループチャットや問い合わせフォームなどから指摘していただけるとすごーーーく助かります)
今回は右ストレート展開の戦術について。
右ストレート展開の戦術(ミドル打ちから)
右ストレート展開でミドル(センター)に打ってからの戦術です。
※相手後衛が右利きの場合で説明をします。(途中、相手後衛が左利きの場合についても補足をします)
ミドルに打ったボールの長短によって、このあとの流れが変わります。
①ミドルに浅めのボールを打った場合
②ミドルに深めのボールを打った場合
【①ミドルに浅めのボールを打った場合】
前衛は右ストレートにボレーをしに行きやすくなります。ボレーは縦面・体の正面で、ストップボレー推奨。
(1)右ストレートボレーをしに行きやすくなる理由
短いボールを打つと、相手後衛の打点が前になってラケット面が引っ張りの方向(ストレートの方向)を向きやすく、ストレートにボールが飛んでくる確率が高くなるからです。(右利きの相手後衛から見て、ラケット面が左の方向を向きやすい)
(※あくまで確率が高いだけ。逆クロスに打てないわけではありません)
(2)前衛の動きの注意点
相手の打点と自分のコートのセンターマークを結んだ線上にポジションを取ってから、右ストレートボレーをしに行きます。
ミドルのボールに対して、相手後衛はセンター方向に移動します。それに合わせて、前衛もポジションをセンター方向に微調整します。
この動きがとても大事です。これをやらないと、相手後衛からしたら逆クロスがガラ空きになっているように見えるので、逆クロスに無理やり打たれて抜かれてしまう…ってのが起きやすくなります。
(3)ストップボレーをする理由
相手後衛にフォローされにくくするためです。
相手後衛はセンター付近にいますので、角度をつけてミドルにボレーしてしまうと相手後衛にフォローされやすくなってしまいます。相手後衛から遠いところ(右ストレート)にボレーを落とすことによって、フォローされにくくすることができます。
(4)相手後衛が左利きの場合
もし左利きの相手が回り込み”ながら”打つことになった場合は、前衛は逆クロスボレーをしに行きやすくなります。
回り込み”ながら”打つ時は打点が体に近くなって、引っ張り(この場合、逆クロス)にボールが飛んでくる確率が高いからです。
ちなみに、相手後衛の視点で考えると、逆クロスにアタックをするということになりますので、アタック止めされた時に即失点にならないようにするために、逆クロスにアタックをしたらすぐにフォローに走るべきです。たいていの前衛は前衛から見て左側に逆クロスボレーをするので、逆クロスに打った後衛はそっちの方向にフォローしに行きます。
もし相手前衛がフォローの動きを見て右側にボレーをしてきたら、それは相手がうまいのでドンマイです。
※回り込んだ後に止まって打てるくらい相手にとって余裕がある時は、前衛は動かない(守る)のが無難です(相手からしたらストレートもクロスも打てる状態なので)。
※ただ、相手後衛が回り込んだ後に、ボールを引き込んで打点を後ろにしたら、流し(この場合、ストレート)にボールが飛んでくる確率が高いので、ストレートボレーをしにいくのはありだと思います。
※ボールを引き込むのを見抜けなかった場合は、動かない(守る)のが無難。
左利きの相手が回り込まずバックで打つことになった場合は、前衛はストレートボレーをしに行きやすくなります。
打点が前になって引っ張り(この場合、ストレート)にボールが飛んでくる確率が高いからです。
その際、フォローされにくくするために、相手後衛から遠いところ(右ストレート)にボレーを落とします。
(次回に続く)
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