//もちおのソフトテニスノート
//2021年2月5日(金) 第387号
——————————————-
【逆クロス展開について】
以前、もちおさんがYouTube等で解説されていたミドル割りからの戦術は理解しているのですが、他にも色々なパターンを勉強したいと感じるこの頃です。そこで、みなさんが普段子供たちに指導する逆クロス展開の戦術を教えていただけないでしょうか?戦術に限らず、逆クロス展開の時に意識させることなどでも構いません。ぜひ参考にさせていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします
という質問をいただきました。ということで、今回はまだ記事にしていなかった逆クロス展開の戦術についてです。
タップできる目次
逆クロス展開の戦術(ショートクロスから)
逆クロス展開です。
後衛がショートクロスに打ちます。
そのボールに対して、相手後衛は回り込みます。(バックで取る時でも実行できる戦術だと思うけど)
前衛は相手後衛の動きに合わせてポジションを微調整します。(相手の打点と自分のコートのセンターマークの線上が基本)
https://softtennis-blog.com/forward-position-2020
で、相手後衛が打つまでじっと待ち、
相手後衛が逆クロスに打ってきたボールを逆クロスボレーする。
っていう戦術です。
わかりやすい動画があったので、ぜひこの動画を見てみてください。
では、ここからはこの戦術を実行する上での注意点についてです。
注意点
①ストレートを捨てられる根拠が必要
この戦術は、前衛がポジションを微調整するとはいえ、ストレートを捨てて(=リスクをとって)逆クロスボレーをしに行く戦術です。
なので、ストレートを捨てられる何かしらの根拠が必要。例えば、逆クロス展開で
- 相手後衛が打ってきたストレートアタックを止めた過去があったり(→もう一度ストレートアタックを打ちにくい状況)
- 相手後衛がストレートのボールをミスっていたり(→もう一度ストレートアタックを打ちにくい状況)
- 相手後衛がストレートのボールが苦手だったり(→そもそもストレートに打ちにくい状況)
など。
その上で、
②相手後衛の打点を下げさせる
のがポイントだと思います。というのも、打点が下がると強打でアタックをするのが難しくなるからです。
打点が下がったしまった
→低い打点でストレートアタックをしても速いボールは打ちにくい…
→とりあえず後衛の方に返そう
って思わせる。
だからこそ、ショートクロスに打つわけです。ちなみに、動画の船水選手はショートボールに打つだけでなく
・早いタイミングで打つ(強打すると見せかける→相手の反応を遅れさせる)
という工夫もしていると思います。
③前衛は相手後衛が打つよりも先に動かない
前衛は、じっと待つのがポイント。逆クロスに動くのが早すぎてしまうと、ストレートにヒョイって打たれてしまいます。
以上です!じゃ、またねー。
ソフトテニス戦術本
2021年5月に各展開の戦術についての本を出版しました(画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します)。
Kindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得だと思います。
↓
ソフトテニス初心者指導本
2021年4月に初心者指導についての本を出版しました(画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します)。
Kindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得だと思います。
↓
ソフトテニス初心者指導本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス初心者指導本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
ソフトテニス戦略・戦術本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス戦略・戦術本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
YouTubeチャンネル
グッズ