//もちおのソフトテニスノート
//2021年6月9日(水) 第511号
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こんにちは。とある選手とボレーの練習をしていて、「飛んできたボールのスピードに合わせてテイクバックの大きさを調整する」ことが理解できていないことが、ボレーの下手さの理由である!ということに気づきました。
そこで、「飛んできたボールのスピードに合わせてテイクバックの大きさを調整する」ことについて、なにかうまい表現の仕方がないかなと考えたのですが、今日はそう考えている最中の僕の頭の中のメモのようなものを記してみようと思います。
飛んできたボールのスピードに合わせてテイクバックの大きさを調整する
あるスピードでボールを打ち返したい時の「飛んできたボールのスピード」と「必要なテイクバックの大きさ」の関係は、おそらく下図のように反比例の関係で表せるはずです。

「飛んできたボールのスピード」が大きければ大きいほど、反発力(反作用の力)も大きくなるので、「必要なテイクバックの大きさ」は小さくなります。
逆に「飛んできたボールのスピード」が小さければ、反発力(反作用の力)も小さくなります。なので、あるスピードでボールを打ち返そうと思ったら、テイクバックを大きくしてラケットを振る(=ラケット面の移動スピードを上げる)必要が生じます。
つまり、「必要なテイクバックの大きさ」はほぼ「ラケット面の移動スピード(=スイングスピード)」を意味しているということです。ラケット面の移動スピードを上げたかったら、ラケット面を十分加速させるための準備動作がより必要になるので、テイクバックを大きくする必要がありますよね。飛行機が離陸するためには一定のスピードが必要で、そのスピードまで加速するための滑走路が必要になるのと同じです。
このように、「必要なテイクバックの大きさ」は「どれくらいのスピードでボールを打ち返したいか?」と「飛んできたボールのスピード」によって決まります。
ところが、このことをちゃんと理解していない選手が少なくありません。もちろんみんな感覚的には理解しているのですが、全選手が理屈まで遡って理解しているか?というと、そういうわけではないでしょう。どんなボールに対しても「ボレーする時にラケットを引かない」ようにしている選手がいることが、その証拠です。
以上、「飛んできたボールのスピードに合わせてテイクバックの大きさを調整する」という当たり前のことをどうやって表現するか?について書きました…が、
「必要なテイクバックの大きさ」は「どれくらいのスピードでボールを打ち返したいか?」と「飛んできたボールのスピード」によって決まる
という言葉は、全然完璧ではないと思っています。というのも、後衛はかなりのスピードのボールを大きくテイクバックして返球するからです。
「テイクバックの大きさ」に関する、前衛にも後衛にも当てはまる公式のようなものを考えたいのですが、今日は疲れたのでここで終わりにします(笑)
以上です!じゃ、またねー!!
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