ソフトテニスの手投げ練習(1本打ち)のメニューについてまとめました!
この記事の信頼性
僕(もちお)は、ソフトテニス経験者。
- 中学校からソフトテニスを始めて、大学では体育会でプレー。
- 輝かしい実績はないけど、ソフトテニス漬けの学生生活を送った。
- 全国優勝経験のある人に2年ほど教わった経験あり
僕(もちお)は、ソフトテニス指導歴がそこそこ長い。
- 母校で外部コーチをして、選手が関東大会に出場。
- 中学校で顧問になり、1年目でジュニアなしのチームが1年生大会優勝。
- その後もジュニアなしのチームで各種の大会で入賞。
タップできる目次
ソフトテニスの手投げの練習メニュー
手投げの練習メニューの目的別に、3つに分けます。
- (1)「打点への移動」を身につける手投げ練習
- (2)「ラケット面の角度」を身につける手投げ練習
- (3)「ボールの長短」を身につける手投げ練習
※厳密に分けられるわけじゃないけど。(1の練習が2の練習にもなる、っていうようなことがありまくる)
(1)「打点への移動」を身につける手投げ練習
まず、移動の方向をざっくり8つに分けます。
- 前
- 斜め前(右)
- 右
- 斜め後ろ(右)
- 後ろ
- 斜め後ろ(左)
- 左
- 斜め前(左)
大雑把に言うと、この8つの方向への移動を身につければいいわけです。
【1】前後へのフットワーク(①⑤)
サービスボックスにいる球出しが、前後交互にボールを投げる。(後ろのボールは山なりに)
それを、練習者が前後に動いて打ち返す。(合計10球交代とかで)
※前に移動した後の軸足のつま先の向きに注意。(横に向ける)
(つま先を前に向けて、手だけで振る初心者が多い。)
※①前へのフットワークでは、軸足を前にして打つパターンもある。(右利きフォアの場合、右足が前)
【2】斜め前へのフットワーク(②⑧)
サービスラインにいる球出しが、2本線にボールを投げる。
それを、練習者が斜め前に動いて打ち返す。(1球交代でぐるぐる回る)
※テイクバックを大きく(高く)するとミスしやすいので、テイクバックは低く。(#フットワークじゃないけど)
【3】右へのフットワーク(③)
サービスラインとベースラインの間にいる球出しが、コートの角にボールを投げる。
それを、練習者が右に動いて打ち返す。(1球交代でぐるぐる回る)
※回り込みは重点的にやるけど右へのフットワークはおろそか、っていうチームが多いのでわりと盲点。
※オープンスタンスが良いと思う
【4】後ろへのフットワーク(④⑤⑥)
サービスラインとベースラインの間にいる球出しが、ベースラインにボールを投げる。(山なりに)
それを、球出しの隣にいた練習者が後ろに動いて打ち返す。(10球交代とかで)
※下がる時はクロスステップ。へそをネットに向けない。
【5】左へのフットワーク(⑦)
サービスラインにいる球出しが、練習者の左足(右利きの場合)にボールを投げる。
それを、練習者が回り込んで打ち返す。(10球交代とかで)
他にも、サービスラインにいる球出しが、コートの角にボールを投げるパターンもあり。
※回り込みは4歩。(近めのボールは2歩でも良いけど、とりあえず4歩の回り込みを身につける)
※回り込みは3歩目が特に重要。大きく回して左足に近づけると、踏み込みやすくなる。
※バックハンドで打ち返すパターンもあり。
【ソフトテニスの戦略】右ストレートロブを使うなら逆クロスロブをトップ打ちできるようになるべし!(逆クロスのトップ打ち)【2019年全日本社会人】
とりあえず5つ書きましたが、他にもいろんなやり方があるはずです。(#みんな教えて)
打ち返す方向もいろんなパターンがあって、説明し始めるとハンパなく長くなるので、今回は省略で。
あと、ラケットを持って打ち返そうとすると「打点への移動」を身につける意識が薄れたりします。
っていうことで、ラケットは置いてボールを手でキャッチする練習から入るのもありだと思います。
キャッチしたボールをすぐ投げ返すようにすると、エネルギーをためた状態でキャッチする感覚がつかめるので良いかも。
(軽い軟式のボールを投げると肩を壊すかもしれないので、硬式ボールでやるのもあり)
(2)「ラケット面の角度」を身につける手投げ練習
まず、「引っ張り」と「流し」の意味を理解するのが大前提。
【1】ラケット面の角度を覚える
文大杉並の野口先生から学んだ練習です。
ラケットを2本、こんな感じで置く。
球出しが、ラケット面の上にボールを落とす。(2本のラケットを交互に)
ラケット面でバウンドしたボールを、練習者が打ち返す。(前のラケットの場合は引っ張り、後ろの場合は流し)
※引っ張り・流しを打つ時のラケット面の角度を覚えることができる。
【2】ノーバウンド打ち
サービスラインとベースラインの間にいる球出しが、ベースラインにボールを投げる。
それを、練習者がノーバウンドで打ち返す。(10球交代とかで)
※練習者はテイクバックした状態で待つ。
【3】左右打ち
サービスラインにいる球出しが、ミドルとコートの角に交互にボールを投げる。
それを、練習者が動いて打ち返す。
※左に動いたら引っ張り、右に動いたら流し。(変えてもOK)
※2本線に入れる。
※2本線の中に合計10球入ったら交代、とかにする。
※左右のフットワークの練習にもなる。
(3)「ボールの長短」を身につける手投げ練習
長い(深い)ボールを打つためには、スイングスピードを上げたりエネルギーのロスを少なくしたりすることが必要です。
エネルギーのロスっていうのは、例えばスイングする時に体(の軸)がブレることでスイングのエネルギーがボールに伝わりにくくなる、っていうことです。
【1】ケンケン打ち
練習者はテイクバックをした状態でケンケンをして待つ。
球出しが、ボールを下に落とす。
バウンドしたボールを、練習者が打ち返す。(5球交代とかで)
※ボールのバウンドと同時にケンケンをやめて、グッと軽く沈み込む。(タメる)
※上半身と下半身でひねりを生む。
※筋力がないとシンドいので、最初は5球交代くらいにしておく。
※軸を安定させてエネルギーロスをなくす。
※ソフトテニス指導者がなぜかみんな大好きなケンケン打ち。
【2】コーン当て
サービスラインにいる球出しが、ベースラインにボールを投げる。
それを、練習者が打ち返す。(前後のコーンを交互に狙う)
※サービスラインとベースラインの手前あたりにコーン(的)を置く。
※長い(深い)ボールを打つためには、ボールの弾道を高くすれば良いことを覚える。
その他の練習メニューはこちら
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