//もちおのソフトテニスノート
//2022年2月12日(土) 第602号
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僕が顧問だった時、「金メダルを手にするために」という資料を作って生徒に配っていました。
今回は、その資料から参考になりそうなものをみなさんに共有させていただきます(※個人情報がわからないように、一部改変しています)。
部員それぞれがやるべきことを考えて、動けるチーム
合宿では、自分たちで考えて動きましょう。保護者の方々にも、「部員が自分たちからお願いをしてこない限り、基本的には動かないでください。」と伝えてあります。理想は、顧問や主将が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、動けるチームです。
しおりの日程は、「こうしたら良いのではないか」という僕の考えにすぎません。開会式の時間やナイター練習の時間など、動かせないものもありますが、しおりに書いてある日程や動きは、「必ずこうしなければならない」というものではありません。
もう一度言いますが、部員が顧問の言う通りに動き、顧問が絶対的な存在である軍隊みたいなチームが理想ではなく、部員それぞれがやるべきことを考えて、動けるチームが理想です。これが、○○中男子ソフトテニス部が目指すべきチームです。
だから、しおりに書いてある日程や動きを全て受け入れるのではなく、むしろ「こうした方がいい」ということをどんどん見つけてほしいと思います。
だからといって、顧問に何も相談せずに、しおりに書いてあるのとはちがう行動を勝手にしていいというわけではありません。顧問は、みんなの安全と成長の責任者で、「自分が知らないところで何かが起きていた」ということがあってはいけないからです。もしそのようなことがあって、重大な事故や問題が起きてしまったりしたら、今後、合宿はできなくなってしまいますし、○○中の他の部活にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。それは、みんなの未来の後輩やみんなの友人の可能性をせばめることになるということです。
なので、何かが起きた場合や、しおりに書いていないことをする場合、「こうした方がいい」ということを見つけた場合は、顧問に提案・相談をしてください。
「○○くんが体調が悪いみたいですが、どうしたらいいでしょうか。」というのは指示待ちです。そうではなくて、「○○くんが体調が悪いみたいなので、△△しようと考えていますが、先生はどう思いますか。」、「しおりに書いてある時間に洗濯すると○○かもしれないので、この時間に洗濯した方が良いと思うのですが、先生はどう思いますか。」、「今○○という状況なので、△△の時間を□:□□にずらしたいと思うのですが、先生はどう思いますか。」と提案・相談してください。
これが「自分たちで部活をつくっていく」ということです。合宿を、○○中男子ソフトテニス部が、部員それぞれがやるべきことを考えて、動ける自立したチームへとレベルアップする一つのきっかけにしてほしいと思います。
(2017.8.16)
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