//もちおのソフトテニスノート
//2022年3月13日(日) 第610号
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先週、小学生・中学生合同の練習試合を見て考えたことについて。
タップできる目次
経験が浅い中学生がミスを多発する場面
試合を見ていて、経験が浅い中学生がミスを多発しているなあ…と思った場面がこちら。
①ショートボールを打たれた時
②ショートバウンドで打ち返さなければいけない時
①ショートボールを打たれた時
ショートボールを打たれて前に動かされた後、ネットよりも低い打点で打たされる場面。
このような場面で、あまり上手ではない中学生はネットに引っ掛けたりバックアウトしたり…というミスを多発していました。
特にスピードが速いショートボールの時に顕著。スピードが速い深いボールよりも、スピードが速い短いボールが来た時に、たぶん感覚のズレが大きくなりやすいのかなと。
スピードが速いショートボールについては昔書いたことがあるので、もしよければぜひ過去記事を読んでみてください。
https://community.camp-fire.jp/projects/237797/activities/207336
②ショートバウンドで打ち返さなければいけない時
ボールが足下に来て、バウンドの直後に返球しなければいけない画面。
このような場面でも、ミスが多く見られました(逆に、経験が豊富な小学生はこの処理が上手だった気がします)。
タイミングをとりづらくてそもそも難しい技術である上に、中学校の部活でショートバウンドのボールを打ち返す練習を全然しておらず、試合でほぼぶっつけ本番になっている…という事情があるのでは?と思っています(←部活ではライジングの練習ってほとんどしないですよね)。
でも、このショートバウンドで打ち返す技術は勝つためには必須だと思っています。
ショートバウンドで打ち返す技術については、過去に動画にしたことがあるので、もしよければどうぞ。
中学生がやるべきショート関連の練習
ショートボール処理、ショートバウンド処理の技術を向上させるための練習メニューの案です。
①ショート乱打(ドライブ)
サービスラインからラケット1〜2本分くらい下がって、ショート乱打をします。
②ショート乱打(スライス)
ドライブ回転ではなく、スライス(カット)でショート乱打をします。なるべく短く落としたり、サービスラインを狙ったりと、長短を打ち分ける意識で練習すると良いと思います。
③ショート乱打(ドライブvsスライス)
片方はドライブで、もう片方はスライスでショート乱打をします。相手が打ってきたスライスボールをドライブで打ち返せるようになるための練習です。
④ショートバウンド乱打(ドライブ)
サービスラインからラケット1.5本分下がって(=できるだけ後ろに下がらず)、ショート乱打をします。サービスラインにバウンドさせることを狙って、お互い相手にショートバウンド処理をさせるつもりでラリー。
多少長くなって相手がノーバンで打ち返す(=ボレーをする)ことになってもOKです。ショートバウンドで取るか?ローボレーをするか?の判断の練習にもなります。
もし他にも良い練習メニュー案があれば、ぜひ教えてください!
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