//もちおのソフトテニスノート
//2021年2月11日(木) 第393号
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昨日の記事で書いた、前衛サーブ前衛レシーブの戦術。
https://softtennis-blog.com/softtennis-magazine-tactics-fsfr-lowvolley
ゲームの4ポイント目(3-0、2-1、1-2、0-3)という重要な場面で回ってくる前衛サーブ前衛レシーブは、入念に練習するべき。ゲームを取るか取られるかを大きく左右するポイントになりがちなので。
この戦術自体はそこまで優先度は高くないと思うけど、できるに越したことはないので、この戦術ができるようになるための練習メニューを考えてみます。
タップできる目次
復習
もう一回載せます↓
これをできるようにしたい。
前衛サーブ前衛レシーブの戦術(ローボレーさせてから)の練習メニュー
練習メニューを考えてみました。ほぼ”そのまま”の練習なので、練習効率は低いし難易度が高いです。(この後で書く「前段階の練習メニュー」の方が重要だと思う)

前衛がファーストサーブ
↓

前衛レシーバーが後衛側(ミドル〜ストレート)にレシーブ
※レシーブがサーバーの前衛の方に返ってきたら、そこからは自由にラリー(サービスダッシュをしない場合は、前衛が相手の足元に沈めるボールを打ってもいいと思う。あくまで相手前衛の足元を攻める!っていう戦術として)

↓

後衛が前にダッシュしてきている前衛の足元に沈めるボールを打つ
↓
自由にラリー(相手のローボレーが甘くなったら前衛が叩く)
※前衛に叩かせるためにローボレーをわざと浮かせて甘くする…っていうのはやらない
ほぼ”そのまま”の練習。そもそもこの練習が問題なくできるようだったら、この練習自体やらなくていいのでは?って感じがする。ただ、多くの中学生はおそらく
- 前衛のファーストサーブが入らない
- 後衛が足元に沈めるボールを打てない
って感じになるはず。そこで、この練習を実現する前段階の練習メニューも考えておきます。たぶんこっちの方が重要。
前衛サーブ前衛レシーブの戦術(ローボレーさせてから)を実現するために
①前衛のサーブ練習

アドコートからのサーブ練習。
単にサーブ練習をやるのではなく、目的をはっきりさせると良いと思います。「この戦術を実行するためには前衛がファーストサーブを入れることが必須。だからファーストサーブを入れられるようにしよう!」って感じで。この戦術を実行するためという目的がはっきりすれば、ファーストサーブでバカ打ちをしている前衛がいた時に「そこまで思い切り打つ必要は、この場面ではないんじゃない?」って指摘できます。

※前衛がサービスダッシュをする場合は、サーブを打った後のローボレーの練習まで一緒にやってもいいかも。
②後衛のショートボール練習(3本目練習)

前衛レシーブを想定してミドル〜ストレートに球出し
↓
後衛が右ストレートのショートボールを打つ
という練習。いわゆる3本目練習です。
※3本目だけで終わらせるのではなく、1人2球セットで練習してもいいかも(ローボレーが後衛側に返ってきたという想定)。2球目はミドルorクロス。
③ショートロング乱打

ベースラインとサービスラインで乱打。ベースラインからサービスボックスに入るショートボールを打つ練習です。(サービスラインから=ネットに近いところからシュートボールを打つ練習も兼ねて。アウトしやすい場面なので要練習。)
④ハイボレー・ローボレー練習

相手前衛のローボレーをハイボレー・ローボレーで返球する想定の練習。前衛だけじゃなくて後衛も一緒に練習してもいいかも。
実際の練習メニュー(提案)
僕だったら、土日練など時間がたっぷり取れるときに、こんな感じで練習すると思います。

練習の最初の乱打形式の練習メニューの中に、ショートロング乱打を入れておく(定番メニューとして)
↓

前衛サーブ前衛レシーブの戦術(ローボレーさせてから)の練習メニューをとりあえずやってみる
↓
うまくできない
↓
分解して練習
①前衛のサーブ練習

②後衛のショートボール練習(3本目練習)

※①と②は同時にやる
④ハイボレー・ローボレー練習

※全員でやる
↓
前衛サーブ前衛レシーブの戦術(ローボレーさせてから)の練習メニューに再チャレンジ
↓
試合
以上です!じゃ、またねー。
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