//もちおのソフトテニスノート
//2021年2月12日(金) 第394号
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自転車をこいでいる時、こんなことありません?

前に徒歩の人or自転車がいて、「この人は道の左側を進んでるのね」って思って右側から追い抜こうとしたら、

前の人が急に右側に車線変更的なことをしてきて「うお!あぶねえええ!!!」ってなるやつ。僕からしたら「よくそんな怖いことできるよなあ…後ろから誰か追い抜こうとしてるかもしれないのに。」って感じ。

他には、こういう道で急に人or自転車が出てきて「うお!あぶねえええええええ!!!」ってなるんだけど、出てきた人はそのことに全く気づいてない…ってやつ。これも僕からしたら「よくそんな危険なことできるよなあ…誰かが横から来てるかもしれないのに。」って感じ。
これ、相手が子供だったらまだ理解できるんですが、だいたい大人なんですよね。「自動車免許取るときに習ったでしょ!こういうやつ!」って思っちゃう。とはいえ、こっちがイライラしても何も解決しないので、最近は「この人、急に車線変更的なことしてくるかも」とか「急に人が飛び出てくるかも」って想定するようにしています。
★★★
これらの事例で僕が引っかかったことを一言でまとめると、「視野の狭さ」です。自分が見えているものしか見えていない、ってやつ。
んでこの「視野の狭さ」(自分が見えているものしか見えていない)の話が、僕の頭の中でソフトテニスとつながったので、今回は「視野」の話をしようと思います。自転車こいでたらソフトテニスのことが思い浮かんじゃうってヤバいですよね、完全にこじらせている。。。
見えているものだけ見てちゃダメよ
ソフトテニスで上達するには、「見えていないものを想像できるようになる」ってのが大事だ!っていう話です。「後ろの目を持つ」とか言われたりするやつ。特に前衛にとって大事なやつ。

前衛ってネットに近づけば近づくほど、相手のこと(=見えているもの)がより見えるようになる反面、後ろで起きていることが見えなくなりますよね。
だからといって後ろの「見えていないもの」について全く考えなくていいか?というと、そういうわけではない。テニスコートを2人でカバーしてオープンスペースを作らないようにするのがダブルスなので。例えば、後衛が後ろで転んだ時に、見えていなくてもそのことに気づかなきゃいけないわけです。
本当に大事なことなので繰り返しますが、前衛は後ろの目を持って見えていないものを想像できるようにならないといけない!つまり視野を広くしなきゃいけない!
じゃあどうすれば「見えていないものを想像できるようになる」のか?
自転車の例だったら後ろや横をチラッと見ればいいですが、ボールがものすごいスピードでやり取りされているテニスコートの上では、後ろを見る余裕がないことも多い。
「後ろの目を持つ」ってどういうことなのか。
後ろの目
僕が大学時代に東京女子体育大学OGのコーチから教わったのは、
- ボールが飛んできたら、自分の後衛がどんな状態になるかを想像しろ!
- 後衛の打球音、後衛の足音をよく聞け!
- 相手前衛の目線・表情、相手後衛の目線・表情をよく観察しろ!
ってことでした。

相手のボールを見れば、そのボールの速さと弾道・角度から、ボールがどこに落下するのかがわかるし、
そのボールに対して自分の後衛がどんな入り方をするのかが想像できるし、

後衛の打球音を聞けばボールを実際に見なくてもロブを打ったのかシュートを打ったのかがわかるし、

後衛の足音を聞けば自分の後衛がどこにいるのかがわかるし、
相手前衛や相手後衛の目線・表情を見れば、自分の後衛がどこにいてどんな状況なのかが想像できる
よね????????後ろを見なくても後ろは見えるんだよ!!!!みたいなことを言われました。
「いや、きっっっっっっっつ!!!むず!!!!」って思いましたが、日本一のチームはそういうことを意識して練習しているんですよね。さすが武田博子先生のチーム!って感じ。
東京女子体育大学のテニスが大好き↓
以上です!じゃ、またねー。
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