//もちおのソフトテニスノート
//2021年6月19日(土) 第520号
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こんにちは。今日は、ミドルロブについて書こうと思います。
ミドルロブの活用例(安藤内田ペア)
まずはこのプレーを見てください。
決して派手なプレーではありませんが、このプレーはまじすごいです。

ファーストサーブがミドルに入り、サーブ側の前衛がややミドルにポジションを微調整した場面、

このレシーブ側にとってリスクが高い場面で、レシーバーの後衛は相手後衛側へのロブ(いわゆる後衛前ロブ)を選択してリスクを回避します。
そしてそのミドルロブがベースラインぎりぎりにバウンド。すばらしすぎ。

そのミドルロブに合わせてレシーブ側の前衛もポジションをややミドルに微調整。そしてひたすら静止!これがすごいです。
※「ストレートを抜かれるのが怖い…」って思ってさっさとストレートを守りに行く前衛が多いのですが(僕です)、動くのが早いと相手後衛は「クロスに打てば安全だな」って楽に判断できる。

そして(おそらく)迷いながら後衛はストレートに打ち、そのボールを前衛がボレー。
ミドルロブでリスクを回避してから、逆に相手にプレッシャーをかけるまでの流れが見事すぎます。
ミドルロブが有効な理由
①前衛の姿が見えやすいので、相手が迷いやすい

ミドルロブを打たれた選手はコートの中央付近に移動し、ミドルロブを打った側の前衛もコートの中央付近にポジション取りすることになるので、「ボールの奥に相手前衛が見える形」になりやすいです。
これは「前衛が動くのが早いと、動きを見られて逆側に打たれやすい」という意味でデメリットである一方で、「前衛の姿を見せることで相手を迷わせることができる」という意味でメリットでもあります。
②ボールに角度がつきにくいので、前衛が取りやすい

コートの中央付近から打たれたボールは角度がつきにくいので、前衛がボレーしやすいです。
ミドルロブを打たれた時の対処法

ミドルロブを打たれて、相手前衛にじっと静止された時は、相手後衛の方にロブを打って「とりあえずやり過ごす」というのが有効な対処法だと思います。積極的な対処法ではなく消極的な対処法ですが…。一か八かで「たぶんこっちだ!」って打って失敗するよりもマシかなと思います。
今日は以上です!じゃ、またねー!!
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