//もちおのソフトテニスノート
//2021年4月19日(月) 第460号
——————————————-
4月になり、初心者指導の時期になりました。
初心者の練習で後回しになりがちなのがローボレー。今回はローボレー練習についてです。
タップできる目次
ローボレー練習(フォア・バック)
【目的】
- ラケットの動かし方の習得
- 足の動かし方の習得
【やり方】
球出しはネット付近から手出しします。
打つ人はサービスラインよりも1歩前くらいに立ちます。
球出しが打つ人のフォア側にボールを投げます。このボールをフォアローボレー(まっすぐ返す)。
打つ人が元の位置に戻ります。
球出しが、今度はバック側にボールを投げます。このボールをバックローボレー(まっすぐ返す)。
これを繰り返して、合計6〜10球やったら交代、という練習です。
【注意点】
①ドライブ回転がかかったローボレーを目指す
ローボレー(サービスライン付近で低い打点からノーバウンドでボールを打つ技術)では、
- 目の前にあるネットを越えて(上方向に打って)
- ベースラインよりも手前に落下させる(下に落とす)
という相反する2つのことを実現する必要があります。
なので、ドライブ回転がかかったボールを打ちたいわけです(←上方向に打っても、下に落ちるボールにしたい)。
そこで、インパクトの瞬間にほんの少しラケットが「下から上」の動きをするようにラケットを動かします。
あまり大きく動かしすぎるとボールにうまく当たらず、いわゆる「ガシャる」ボールになるので要注意。ほんの少しだけ下から上にラケットを動かします(練習して自分で感覚をつかむしかないと思います)。
ラケットの動かし方は、横向きの8の字の描くようなイメージです。
②膝の曲げ伸ばしでボールにエネルギーを伝える
ベースラインに立っている時よりも相手と近くて時間的余裕がないので、ワンバウンドのストロークのように前に大きく踏み込んで「前へのエネルギー」を生み出すのは困難です。
なので、踏み込むというよりは膝の曲げ伸ばしによって(→床半力を利用して)「前へのエネルギー」を生み出します。
具体的には、こんな感じです。
フォアローボレーの場合
ボールが飛んできたら右膝を曲げる(右足でタメる)&ラケットで8の字を描き始める(=ラケットを引く)
→右膝を伸ばしながらボールをインパクトする
→(自然と)左足で着地する
バックローボレーの場合
ボールが飛んできたら左膝を曲げる(左足でタメる)&ラケットで8の字を描き始める(=ラケットを引く)
→左膝を伸ばしながらボールをインパクトする
→(自然と)右足で着地する
最後の左足(右足)が、いわゆる送り足というやつです。
前に踏み込むわけではないので、ワンバウンドのストロークほど「前へのエネルギー」を生み出すことはできません。が、まだバウンドして失速していないボールを打ち返すわけなので、膝の曲げ伸ばしだけで十分ボールを飛ばすことができます。
ローボレー練習の続きはまた明日書きます。今日は以上です!じゃ、またねー。
ソフトテニス初心者指導本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス初心者指導本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
ソフトテニス戦略・戦術本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス戦略・戦術本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
YouTubeチャンネル
グッズ