//もちおのソフトテニスノート
//2021年5月22日(土) 第493号
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正クロス展開の戦術についてです。
タップできる目次
正クロス展開の戦術(ロブからボレー)
★戦術の流れ

後衛が右ストレートロブを打つ。

→相手後衛が走ったのに合わせて、前衛がポジションチェンジ。

→相手後衛がストレートに返球してきたところを…

→前衛が右ストレートボレー(フォアボレー)する。
っていう戦術です!
★注意点
①回り込みながら打ち返す状況を作る
相手後衛が回り込み”ながら”打ち返すことになるようなロブを打つことが重要です。

というのも、相手が回り込み”ながら”打ち返す時は、打点が体に近くなってラケット面が引っ張り方向(この場合は左方向)を向いて、ボールが引っ張り方向に飛びやすくなるからです。
②前衛のポジションチェンジは2段階

右ストレートロブを打って相手後衛が走ったのに合わせて、まず大まかにポジション取りをします。(1段階目)
※シュートとロブでは打球音が違うので、打球音をよく聞くと自分の後衛がロブを打ったことにすぐ気づけます。
※相手前衛と相手後衛の目線からも、右ストレートロブを打ったことが判断することが可能です。
その後、ボールが実際に見えてから、ポジションの微調整をします。(2段階目)
③ボレーのコースはミドル
右利き前衛の場合、ストレートに飛んできたボールをフォアボレーすることになります。この時の打球コースはミドル方向が良いと思います。
というのも、相手後衛がコートの外側に動いた後なので、コートの真ん中がオープンスペースになっていますし、打った後すぐに左(コートの真ん中方向)に戻るのは難しいからです。ミドルにボレーできれば、ポイントが決まる確率が高いです。
④後衛はストレート展開のポジションに移動する
後衛は右ストレートロブを打ったら、正クロス展開のポジションから右ストレート展開のポジションに移動します。

正クロス展開の時と右ストレート展開の時ではボールが飛んでくる範囲が違うので、「ここに立ったら効率的!」っていうポジションが異なります。


また、ロブを打って相手後衛を走らせた後は相手にもロブを打たれる可能性が高く(←走った後にシュートを打つのは大変なので)、逆クロスロブは右利きの後衛にとって厳しいボールになるので(←バックか回り込みになるから)、ポジションチェンジを忘れるとシンドイことになりがちです。
⑤後衛は逆クロス側のフォローをする

自分の前衛が右ストレートボレー(フォアボレー)をしに行く動きを見せたら、後衛は少しミドル方向に寄って、相手後衛が逆クロスに打ってきた時の準備(フォローの準備)をします。
この動きをすることによって、前衛は「逆をつかれても失点することはない」と思えて、思い切って右ストレートボレーを仕掛けやすくなります。
★動画
今日は以上です!じゃ、またねー。
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