//もちおのソフトテニスノート
//2021年9月6日(月) 第557号
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今日は前衛レシーブについてです。相手が2人ともベースラインにいる時の前衛レシーブは今まで「4番レシーブ」が有効だと思っていたのですが、「5番レシーブ」もすごく有効かも!って思い始めました。
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前衛の5番レシーブ

前衛の5番レシーブっていうのは、「コートを縦に8分割して左から1〜8番までの番号をつけた場合の、5番目のエリアに打つレシーブ」のことです。
サーブを打った選手が右に動いて、(右利きの場合は)フォアで打ち返す場面を作るレシーブです。
※前衛のレシーブについてまとめた記事はこちら。
前衛の5番レシーブはかなり有効かも
この記事を書こうと思ったのは、全中女子準決勝の以下のプレーを見たからです!
5番レシーブを受けた選手、ディフェンスをしようとはしていますがボールをコントロールしきれていないですよね。
前衛の5番レシーブが有効な理由
右に動きながら打つので流し方向に打ちやすい状況だけど、その方向には前衛がいる
右に動きながら打つ場合、打点が遠くなって流し方向にボールが飛びやすくなります。
※くわしくはこちらの記事参照
ソフトテニスでコースを予測・判断する方法【ボレー成功率を上げる】
ですが、その流し方向にはレシーブを打った後の前衛が待ち構えているので、甘いボールを打ってしまうと簡単にボレーされてしまって苦しくなります。
んで、前衛に取られないように打つとサイドアウトしやすくなるという。
相手前衛が中間ポジションにいるのでロブを通すのが困難
前衛に触られないようにロブを打とうと思っても、相手前衛は中間ポジションにいるので深さ・高さをシビアに調整しないといけません。かなりムズイです。
左ストレートに引っ張るのは難易度が高い
相手前衛にまず触られることがない左ストレートに返そうと思っても、流し方向に打ちやすい状況なので結構難しいです。
引っ張りきれなくてミドル付近にフワフワっとボールが飛んでしまうと、相手前衛にフォアハイボレーされてしまいます。
※あと、引っ張ろうと思うあまり、ラケット面が下を向いてしまってネットしてしまう…ってのはよく見る光景です。
前衛の5番レシーブを有効打にするために
ってことで、前衛の5番レシーブはかなり有効だと思いました。
ただ、ミスって6番にレシーブしてしまわないようにレシーブ練習を入念にしておく必要あり。6番レシーブは相手がほぼ動かずに返球できてしまうレシーブなので、全然有効打じゃないです。
あと、5番レシーブを有効打にするためには、8番のレシーブや4番のレシーブを組み合わせることが必要です。全中女子準決勝の試合をよく見ると、5番レシーブでポイントが取れている背景には、相手に狙いを絞らせない配球の工夫があることがわかります!
今日は以上です!
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