
//もちおのソフトテニスノート
//2021年9月4日(土) 第555号
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こんにちは。最近は週末2回の更新になってしまっていてすみません。緊急事態宣言でなかなか練習ができなかったり、別の活動でかなり忙しかったりして、ソフトテニスについて考える時間があまり取れていないのが理由です(ソフトテニス電子書籍も出版したいんですけど、手が回らず…)。
できる限り頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。
今日は全中女子準決勝を見て考えたこと・感じたことについてのメモです!
2021年全中女子準決勝
こちらがその動画。ダブル後衛同士の試合となっております。
全中準決勝まで勝ち上がってきた選手ですから、もちろん簡単なボールでミスはしません。強固なディフェンス力がある選手です。
そういう選手が4人で(主に)ベースラインでラリーしていて、一見「地味でつまらない試合だな…」って感じなんですけど、僕的には「ディフェンス力が高い相手をどうやって崩すか?」「逆に、どうやって崩されないようにするか?」という面で、大変勉強になりました。
んで、これから女子中学ソフトテニス界で勝ち上がっていこうと思ったら、おそらく以下の2つの技術の習得が必須になるだろうと思いました(わかっている人にとっては当たり前の内容だと思いますが、、)。
①ショートバウンドで打ち返す技術(球際の強さ)
不十分な体勢で、ライジングで打ち返す技術です。
ボールをバウンドの頂点よりも下がったところで打てるのは当たり前。
でも実際の試合では、深いボールが来てバウンドの頂点に到達する前にボールを打ち返さなければいけない場面が多々あります。この状況の練習をどれだけ意図的にやったか?で、かなり差がつきそうです。
準決勝まで勝ち上がった選手は当然のようにできていましたが、県大会出場レベルの選手はここでミスしまくります。
例がこちら↓
ちなみに、準決勝に勝ち上がった松山中のコーチであるTNBさんは、この「球際の強さ」をかなり重視していました。
練習の見学レポートの記事もあるので、よければどうぞ↓(準決勝まで勝ち上がった選手の練習動画もあります)

②カットストロークやツイストの技術
これは試合動画を見たらすぐにわかると思います。長いスライスと短いスライスを使い分けて、相手を前後に揺さぶっていますし、ディフェンスの技術としても使っています。
※「ディフェンスの技術として」の意味
- ネットしないようにするため(←ボールの軌道が浮き上がる感じになりやすいので、ネットしにくくなる)
- 時間を稼いで陣形を整えるため(←ボールのスピードが遅い)
※卓球とソフトテニスの違いに関する記事でも触れた通り、ソフトテニスでは回転量の多さはそんなに攻撃にはつながらず、スライスボールは攻撃につなげるとしてもあくまで「相手の陣形を崩すため」程度かなと思っています。ということで、強固なディフェンスをしてくる相手に勝とうと思ったら、スライスだけではダメ。「攻撃のための手段」が必要になります。
明日は、攻撃関連の技術について書きます!
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