//もちおのソフトテニスノート
//2021年11月20日(土) 第580号
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先日、このような質問をいただきました。
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「引き出し」に関する質問です。この前一般の方との戦いで『ファイナルゲーム前に引き出しを全て開けてしまっていた。それがこちら側の勝因のひとつ。』とご指摘を頂きました。
7ゲーム全て行うとしたら、どのタイミングで自分の武器を出すのがベストなのでしょうか?
また、こちら側が劣勢の時、どのタイミングで出すのがベストがどうかもお聞きしたいです。
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この質問に対する、僕の考えをまとめたいと思います。
問題の本質
どのタイミングで自分の武器を出すのがベストなのか?についてですが、、、
一概には言えない(=相手によって・状況によって違う)…というのが僕の回答です。
ファイナルゲームまでにいろんな武器を見せられた時に「こんなに武器があるのか…どうしよう」って感じて嫌がる選手もいるし、
逆に「たくさん武器があるみたいだけど、これらに対応すればいいのね、わかったわかった」って感じて落ち着く選手もいるので。おそらく質問者の対戦相手は後者のタイプだったはず。
僕が考えるに、問題の本質は「ファイナルゲーム前に引き出しを全て開けてしまったこと」ではありません。
「どのボール(戦術)がポイントにつながっているのか?が明確になっていなかったこと」です。
ボールとテニスをするのではなく、相手とテニスをする
毎日のように練習をしていると、ついつい「打ち方」ばかりに意識が向きがち。県ベスト8〜16くらいの毎日ゴリゴリ練習しています!っていうチームほど、そういう考えになりがちだと思っています。
確かに「打ち方」は大事です。でも、結局のところボールとラケットは道具にすぎなくて、「打ち方」も手段でしかありません。
ソフトテニスの本質は「相手との勝負」。ボールとラケットを使った、相手とのケンカです。
何を嫌がっているのか?何をしたがっているのか?という相手の心理を見抜く。そして、相手が嫌がることをしたり相手の好きにさせないようにしたりする。そうして、相手の心を折りにいく。
これが対人スポーツの基本です。
進学校に通っていて毎日そんなにゴリゴリ練習しているわけではないのに、それなりの結果を残す選手がいますよね。そういう選手は、相手とテニスをしているから強いんです(→毎日1日練習をするような強豪校でゴリゴリに練習したら、むちゃくちゃ強くなるはず。…もしかすると、毎日ゴリゴリに練習をすることで考える余裕がなくなるのかもしれませんが…)。
じゃあ「相手とテニスをする」ためにはどうしたらいいのか?次回に続きます。
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