//もちおのソフトテニスノート
//2021年5月8日(土) 第479号
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今日、高校生の県大会を見たのですが、そこで女子選手がやったミスを見て「あー、これよく見るミスだよなあ…対策が必要なやつだよなあ」って思ったので、そのことについて書いておきます。
スマッシュをした後のハイボレー
今日見たのはこんなミスです。
前衛が下がってスマッシュをした後、
スマッシュボールを相手がフォローして、直線的・低めの弾道でボールが飛んできた時に、
前衛が前に詰めながらハイボレー!…ってのをバックアウトしてしまうやつです。
おそらく、
- 「スマッシュがフォローされた!次で決めないと!」って焦ってしまう
- 中間ポジションで前に詰めながらハイボレーをするっていうのが、そもそも難易度が高い
- 直線的・低めの弾道で飛んできたボールに対して、振り遅れないようにするのが難しい
などの理由でミスしやすいのだと思います。
ってことで、この場面を想定した練習はしておいた方が良いかも!って思いました。
スマッシュをフォローされた後のハイボレー練習
【目的】
- 直線的・低めの弾道で飛んできたボールをハイボレーできるようになる
【やり方】
球出しはベースラインから。(サービスラインからの球出しの方が簡単だし練習になると思いますが、ボールが当たる可能性あり)
前衛がサービスラインよりも後ろでスマッシュするようなボールを出します。
それを前衛がスマッシュ。
スマッシュしたらすぐに直線的・低めの弾道のボールを出します。
そのボールを、前に詰めながらハイボレー!っていう練習です。
【注意点】
①スマッシュをしたらすぐに構える
相手がフォローしたボールを叩きに行けるように、スマッシュをしたらすぐに構えるようにします。
「打った後ボーッとしてしまう選手」が結構いるので要チェックです。
②ネットの近く&高い打点で打てる場合は縦に振る
すばやく前に詰めることに成功してネットの近く&高い打点で打てる場合は、特に考える必要はないと思います。普通に縦に振ればOK(前に詰めるのが難しいんだけど)。
③ネットの近くで打てない場合はつなぐ意識に切り替える
ミスが出やすいのは、十分に前に詰めることができずにネットの近くで打てない場合です。
スマッシュをした後なので「次で決めよう!」って思いたくなりますが、
- 直線的・低めの弾道で飛んできたボールに対して
- ネットの近くで打てない場合
は、叩きつけるように打つのはとても難しいです。
十分に前に詰めることができなかった場合は、「これで決める!」って思うのではなく、「ひとまずつなげよう!」って切り替えた方が良いと思います。威力よりもコースで勝負するイメージ。
ちなみに、前に詰めている時点で「前へのエネルギー」を生み出すことはできていますし、直線的に飛んできているボールはエネルギーを反発させやすいので、「ひとまずつなげよう!」っていう意識でもボールはそれなりに飛びます。
※中間ポジションでのハイボレーのラケットの動かし方については、過去記事に書きました。
今日は以上です!じゃ、またねー。
ハイボレーについて
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