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【569ページ目】ハイボレーまとめ(2)

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//もちおのソフトテニスノート

//2021年10月20日(水) 第569号

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ハイボレーについて、まとめておきます。

 

 

ハイボレーの練習方法

★10本ハイボレー

【やり方】

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球出しが、打つ人のフォア側・バック側に交互にボールを出します。

そのボールを、打つ人はフォア・バックともに引っ張りのコースにハイボレーします。

 

【注意点】

  • フォアハイボレーの場合は、左足→右足
  • バックハイボレーの場合は、右足→左足

の2歩で取りに行きます(右利きの場合)。

 

2歩目(フォア:右足 / バック:左足)で膝を曲げていわゆるタメを作り、膝の曲げ伸ばしによって(→床半力を利用して)「前へのエネルギー」を生み出し、ボールを打ちます。ボールを打ったら、元の位置まで戻ります。

 

 

★4コースハイボレー

【やり方】

①正クロスハイボレー

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球出しが、正クロスにゆっくりで少し高めのボールを出します。

そのボールを、打つ人が右に動いてフォアでハイボレーします。打ち返すコースは、基本はコートの右側です。

 

②左ストレートハイボレー

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球出しが、ストレートにゆっくりで少し高めのボールを出します。

そのボールを、打つ人が左に動いてバックでハイボレーします。打ち返すコースは、基本はコートのセンターです。

 

③逆クロスハイボレー

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球出しが、逆クロスにゆっくりで少し高めのボールを出します。

そのボールを、打つ人が左に動いてバックでハイボレーします。打ち返すコースは、基本はコートの左側です。

 

④右ストレートハイボレー

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球出しが、ストレートにゆっくりで少し高めのボールを出します。

そのボールを、打つ人が右に動いてフォアでハイボレーします。打ち返すコースは、基本はコートのセンターです。

 

【注意点】

①左ストレートのバックハイボレーを重点的に

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4コースハイボレーのうち、2つ目の左ストレートハイボレー(ストレートのバックハイボレー)を重点的に練習するのが良いと思います。

というのも、試合では左ストレートのバックハイボレーを使う機会が最も多いと思うからです。また、バックハイボレーは難易度が高いので、練習しないとなかなかうまくできないからです。

 

②逆クロスハイボレーはラケットを縦に振る意識を強く持つ

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逆クロスのバックハイボレーでは、流しのコース(コートの左側)にボールを打つのが基本だと思います(逆クロスハイボレーを使うことになるのは逆クロス展開・右ストレート展開で、どちらもコートの左側がオープンスペースになっているから)。

そこで、逆クロスのバックハイボレーの際は、体を横に向けてラケットを縦に振れるようにします

これを強く意識しないと、ラケットを左から右に振ってボールが右方向に飛ぶことになりがちなので要注意。

 

この動画がわかりやすいです。

 

 

★ランダムハイボレー

【やり方】

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正クロス展開もしくは左ストレート展開(←前衛から見て)を想定して、球出しと打つ人がポジション取りをします。

この状態から、球出しがランダムにボールを出します。

  • クロス方向へのゆっくりで少し高めのボール
  • ストレート方向へのゆっくりで少し高めのボール
  • スマッシュボール
  • 前衛の近くにシュートボール

などなど。

 

ランダムに出されたボールに対して、前衛が適切な取り方をします(正面ボレー、ハイボレー、スマッシュ)。

前衛が打ち返したら、すぐに次の球出しをするのではなく、元のポジションに戻ったのを確認してから球出しをします。6球交代。

 

IMG_1305-min-1024x576.jpg

逆クロス展開もしくは右ストレート展開(←前衛から見て)を想定したパターンもあります。

 

 

★中間ポジションでのハイボレー

【やり方】

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球出しはベースラインから。(サービスラインからの球出しの方が簡単だし練習になると思いますが、ボールが当たる可能性あり)

打つ人は対角のサービスラインの1歩手前くらいに構えます。

この状況から、打つ人が頭より少し上でヒットできるくらいの浮いたボールを出して(←下からの2ndサーブみたいにカットをかけると球出ししやすい)、そのボールをハイボレーします。

打ち返すコースはクロスでもストレートでもOK。5球交代。

 

【注意点】

ラケットをトンカチのように動かしてしまうとミス(ネットorバックアウト)しやすいです。

 

IMG_1367-2-min-1024x576.jpg

というのも、ラケットをトンカチのように動かしてしまうと、ラケット面の「成功角度(成功する向き)」を一瞬しか作ることができないからです。いわゆる「点でとらえる」っていうやつ。

 

すごく感覚的な話になってしまうのですが、手首をコネてラケットを縦に振るというよりは、横に振るイメージの方が良いと思います。

IMG_1368-2-min-1024x576.jpg

手首を(ある程度)固定して、

  • フォア:右→左にスイング
  • バック:左→右にスイング

っていう感じです(※右利きの場合)。ボールの上の部分を触るというよりは、ボールを横方向になぞるように触る感じ。

 

こうすることで、インパクト前後のラケット面の角度を維持することができて、いわゆる「線でとらえる」状態になるので、ズレが生じにくくなります。僕の経験上の感覚の話ですが…。

 

 

★スマッシュした後のハイボレー

【やり方】

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球出しはベースラインから。(サービスラインからの球出しの方が簡単だし練習になると思いますが、ボールが当たる可能性あり)

 

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前衛がサービスラインよりも後ろでスマッシュするようなボールを出します。

それを前衛がスマッシュ。

 

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スマッシュしたらすぐに直線的・低めの弾道のボールを出します。

そのボールを、前に詰めながらハイボレー!っていう練習です。

 

【注意点】

①スマッシュをしたらすぐに構える

相手がフォローしたボールを叩きに行けるように、スマッシュをしたらすぐに構えるようにします。

「打った後ボーッとしてしまう選手」が結構いるので要チェックです。

 

②ネットの近く&高い打点で打てる場合は縦に振る

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すばやく前に詰めることに成功してネットの近く&高い打点で打てる場合は、特に考える必要はないと思います。普通に縦に振ればOK(前に詰めるのが難しいんだけど)。

 

③ネットの近くで打てない場合はつなぐ意識に切り替える

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ミスが出やすいのは、十分に前に詰めることができずにネットの近くで打てない場合です。

スマッシュをした後なので「次で決めよう!」って思いたくなりますが、

  • 直線的・低めの弾道で飛んできたボールに対して
  • ネットの近くで打てない場合

は、叩きつけるように打つのはとても難しいです。

 

十分に前に詰めることができなかった場合は、「これで決める!」って思うのではなく、「ひとまずつなげよう!」って切り替えた方が良いと思います。威力よりもコースで勝負するイメージ。

 

ちなみに、前に詰めている時点で「前へのエネルギー」を生み出すことはできていますし、直線的に飛んできているボールはエネルギーを反発させやすいので、「ひとまずつなげよう!」っていう意識でもボールはそれなりに飛びます。

 

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