//もちおのソフトテニスノート
//2021年7月29日(木) 第544号
——————————————-
こんにちは。前衛の動きについて、この前の練習で中学2年生に話した内容をまとめておきます!(今回はpart.2)もうソフトテニスを初めて1年経ち、ある程度打てるようになってきたので、このあたりで戦略・戦術面の話をしよう!と思って話した内容です。
前衛の動き
★相手が打つコースを予想する方法
大きく分けて2つの方法がある。
★ボールと体の位置関係(打点)で予想する方法
1つ目が、ボールと体の位置関係(打点)で予想する方法。
ラケット面は平らでボールはきれいな球体なので、基本的にボールはラケット面が向いている方向に飛ぶ。
ラグビーボールは変な形をしているので地面との接地の仕方によってバウンドの方向が変わるっていうランダム要素があって、それがラグビーの面白さの一つになっているけど、ソフトテニスにはランダム要素はない。ラケット面の向きによってボールが飛ぶ方向が決まる。
ラケット面の向きを左右する「ボールと体の位置関係(打点)」は4つに分類できる。
- ボールが体に近い→引っ張り方向に飛びやすい
- ボールが体から遠い→流し方向に飛びやすい
- ボールが体より前→引っ張り方向に飛びやすい
- ボールが体より後ろ→流し方向に飛びやすい
100%こうなるわけではないけれど(あくまで確率の話だけど)、これを知っておくと相手が打つコースを予測する精度が上がる。
ちなみに、後衛はこの4パターンの状態に相手を追い込むのが仕事。ボールを打って、「○○方向にボールが飛びやすいボールと体の位置関係」に相手を追い込むことで、自分の前衛が狙いを絞りやすくする。
★相手のクセで予想する方法
2つ目が、相手のクセで予測する方法。
選手は人間なので、どうしてもボールを打つ方向にクセが出る。
- こっちの方向に動いた後は○○のコースに打ちやすい
- ロブで動かされた後はロブを撃ち返してくる
- ゲームポイントの時は○○のコースに打ってくる
など。
このように、動きやカウントに応じた配球の(無意識の)クセがあることが多い。これを見抜く。
★コースを予測できた時
コースを予測できた時は、その方向に思い切ってボールを取りに行く。逆側のコースは捨てる。行くと決めたら思い切って行く。
★まだ話していない内容(話し忘れた内容)
ここまで、10分くらいかけて話をしたのですが、話し忘れた内容・まだ話していない内容があります。それについては今後話をするつもりですが、忘れないようにメモっておきます。
- 時間がない時は基本的には守りの動きをする!(相手との距離が近い時、ポジションを取るのが遅れた時など)
- コースを予測できたとしても、取りに行ってもメリットがなさそうな時は取りに行かない
- 死角の話
ソフトテニス初心者指導本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス初心者指導本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
ソフトテニス戦略・戦術本
各画像をクリックするとAmazonの詳細ページに移動します。
【ソフトテニス戦略・戦術本(3部作)】
すべてKindle Unlimitedでお読みいただけます。アマゾンの電子書籍サブスクサービスであるKindle Unlimitedを(1ヶ月でも)ご利用いただく方がお得です!
↓
YouTubeチャンネル
グッズ